アメリカが相互ビザなし協定無視 | 世界面白ビックリニュース

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> アメリカ入国 10ドル徴収へ



  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100304-00000629-yom-soci


   『米国短期の観光や商用で訪れる際、今後は10ドル(約900円)余計にかかることになりそうだ。  

   米政府が新たに、査証(ビザ)なしで入国する日本や欧州諸国などの旅行者に義務づけている電子渡航認証システム(ESTA)のインターネット申請に手数料を課すためだ。


   年間で延べ300万人を超える日本人の米国旅行者の大半に適用され、第三国への乗り継ぎ客も対象となるため、影響は大きい。

   ESTAはテロ対策として導入され、申請は現在は無料だ。しかし、米議会に昨年、観光のPRやシステム運営の経費を捻出(ねんしゅつ)する目的で申請を有料化する「旅行促進法案」が提出され、下院で昨年10月、上院で2月25日に可決された。


   法案はオバマ大統領が4日午前(日本時間5日未明)に署名し、成立する見込みだ。  米議会の動きを受け、日本政府は昨年、2度にわたって有料化に懸念を表明する書簡を米側に送り、欧州連合(EU)などと共同でクリントン米国務長官らに申し入れも行った。

  日本側は日米両政府短期滞在者を対象にビザを相互免除する取り決めを交わしていることを踏まえ、「手数料は事実上のビザ代にあたり、取り決めの趣旨に反する」と指摘しているが、米側は「ESTAビザではなく、入国手続きの一環だ」と説明している。


  米政府は有料化の時期を明示していないが、一定の周知期間を経て、インターネットでのクレジットカード決済などによる手数料徴収を始めるとみられる。

  外務省幹部は「我々の主張が聞き入れられず、旅行者に新たな負担が課されるのは遺憾だ」としている。日本側には「景気が低迷する中、米国民に新たな負担を求めずに観光振興の費用を確保する狙いだろうが、逆に観光客が減れば元も子もない」という声もある。』


  日本人アメリカ旅行にパスポート一つで行けていたのだが、その後テロの影響でアメリカ政府は電子渡航認証システム(ESTA)というシステムを作り上げて登録が必要になった。

  それだけでも面倒だったのが、今度はESTA登録に10ドル徴収するという。


  これって実質ビザ代

  ビザなし相互協定違反だと思うけど、アメリカ側はビザじゃなく入国手続きの一環だと言い逃れしている。



  それなら日本もアメリカ人に対して同じような措置を取ってやればいい。入国手続きの一環だって言うんだから。こういう手段はブラジルがよくやるね。


  いずれにしてもアメリカがまたもや大国意識丸出しで勝手にやり始めたという事。


  悪い事にアメリカ旅行が目的でなくても、アメリカを経由してメキシコ中米、南米、カリブ海諸国に行く時にも必要になってくるんだよね。



  ほとんどの航空会社がアメリカ経由になっているから。

  アメリカの空港はトランジットでも待合室で待っておくシステムじゃないから困るんだ。


  今後の海外旅行の行き先選択にもかなり影響を与えそうだね。


  日本やヨーロッパからアメリカへの観光客が激減すれば、少しはアメリカ政府も考えるだろうけど。

  

  今年の海外旅行アメリカ以外のところにしましょう(笑)。