英サザビーズが中国人を控訴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100211-00000011-rcdc-cn
『2010年2月9日、英紙フィナンシャル・タイムズは、英オークション大手サザビーズが代金未払いの中国人落札者2人を告訴したと報じた。10日、環球時報が伝えた。
告訴された2人は昨年10月、香港で行われたオークションで中国画5点、骨董品の香炉1点を購入したが、いまだに代金が未払いだという。現時点で不払いの理由は一切分かっていない。
中国では経済成長を背景に新たな富裕層が誕生し、世界のオークション市場に参入している。
フィナンシャル・タイムズは、ルールを理解しない中国新富裕層はオークション業界にとって新たな問題になったと評した。
一方、サザビーズは「どこの市場にも代金を支払わない落札者はいる」と中国の問題ではないと否定。
同じく英オークション大手クリスティーズは、「オークションの代金支払いを求める訴訟は世界中で行われている」と認めながらも、今回のような問題は起きたことがないとコメントした。(翻訳・編集/KT)』
イギリスのオークション大手サザビーズが中国人落札者を控訴。
英オークション大手サザビーズは中国の問題ではないといい、別の英国のオークション大手クリスティーズは前代未聞の事件だと言っている。
まあ、オークションでも色々な問題が発生するのは容易に想像できるが、4か月以上前落札した物を理由もなく代金未払いというのはやはり非常識だ。
品物を買ったら代金を払うというのは、世界の常識だよね。
ただ、この一件だけで中国人富裕層は問題だというのも言い過ぎだろう。 中国経済の伸びで富裕層が増え、世界のルールと違う行動する中国人が多い事もよく言われてはいるけど、オークション会社から控訴までされる中国人はやはり特殊ではないか?
中国人が以前オークションで昔の中国製品を競り落としたが、それは元々中国政府の物で過去に略奪されたものだから代金を払わなくていいという理論をかざした人はいたことにはいたけどね。
実際、考え方の違いから中国国内のルールと国際ルールの違いはあるので、中国人も時間が経つにつれて国際ルールを理解し、問題も少なくなってくるとは思うけどな。
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