砧公園内・世田谷美術館 マルクシャガール | ~cimaki物語❀てんきんつまの記録〜

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〜10年ぶりの東京生活〜(広島→宮城を経て)
コドモとyogaと植物と気が向いた好きなことの日記です




マルクシャガールは1番好きな画家です。


1番好き、と言うのは


なんでしょうか。。



本当に不思議な絵を描く人で


宗教心や愛に溢れていて


でも妖しさや


謎人間や謎動物も


多く出てきて


空気感が伝わってくる感じがあって


色彩は淡いものとハッキリしたもの

どちらもあるけれど


輪郭は優しい。



この人の絵はいつも


1番言葉では言い表せないのです。






版にしるした光の詩


版、とはリトグラフ。


光の詩かぁ…


上手い表現だなぁ




8月

最終日に行ってきました。




砧公園には家族とぼちぼち来るけれど


初めて入った公園内美術館の雰囲気は素敵でした。




シャガールの美術展には何度も訪れています。


沢山の絵を残していて


今回の絵も日本の神奈川に貯蔵されているものらしい。





今回感じた事は


シャガールは、アンデルセン童話や、沢山の童話、アジアに関わる童話の挿絵を初期に


描いていて。





その絵が、挿絵と言う枠を越えているなぁ、と。




その挿絵を見ただけで、物語の


奧深ーい所まで


連れていかれてしまうような感じ。




今回、改めて


黒?えんぴつ?版画?

で描かれた、



シャガールが描いた童話の挿絵に


心奪われました。




その後、『ダフニスとクロエ』と言う物語の絵を依頼されて


神聖な鮮やかな色彩で描かれています。


パンフレットは

これの果樹園と言う絵で


2人の恋のお話し。


この絵を描くためにギリシャやエーゲ海に妻と行き、数ヶ月に渡り描いた。


妻をとても愛していた。


こちらもとても素敵。





でも

今回は童話の挿絵に1番心奪われて



十数年前に

同じ絵を見ても



私自身が変化しているから



その時その時で感じるもの、受け取るものが



違って




前回のマティス展もそうだったけど



絵を通して



自分が映し出される部分



私はここに惹かれるんだ、とか



ここに共鳴するとか



ここは興味ないとかも含めて

 



色々な事が

映し出されているから




面白いし

また、観たくなるのかもしれない




そんな事を感じていましたクローバー