今日はサトシが書くって言ったのに完全に裏切られました(笑)
安心しきった俺は平気で酔っ払ってます。
ごめんなさい…
最近、仕事の事で病む事が多くて今日も辞めた先輩とかに話を聞いてもらってました。
やっぱり人間は一人では生きていけないよ。
だからって他人に頼り過ぎるのはいけない。けど、信じあえる仲間はきっといる。
大いに助け合って生きよう。
チルティックス…。
「わすれもの」の様な最高なチームを目指して頑張りましょう!!!
なんか良くわからなくてすいません。
グッナイ☆
「リョウ…でも、それを言ったら俺だって!あのスリーポイントが入っていれば流れが変わっていたはずだ!」
「いや、俺のところから20点取られてんだ!俺がディフェンスをしっかりしてれば良かったんだ」
リョウの話を聞き終えた皆は、あの日から後悔していた事を口にし始めた。決してリョウだけでなく、各々があの試合の自分のプレーに後悔していた。
「ノブがさ…」
「え!?」
その時、静かにヨウスケが口を開いた…
「地区大会を制した夜にノブん家で話したんだよ…ノブはうれしそうに俺にこう言ったんだ。」
『次は県大会だな。俺はさ、早くこのチームを全国の奴らに見せてやりてーんだよ。おまえのパスとタツヤの3Pだろ、マコトのキレのあるドライブからのジャンプシュート。破壊力ハンパないって!!
しかも、ゴール下にはリョウがいるだろ。あいつより高い奴はいても、あいつ程跳ぶ奴なんてなかなかいねーぞ!しかもイケメンだしよ。ハハッ、例え全国の奴らが相手だって絶対負けてないと思うゼ!』
『ん?俺?俺はいいんだよ…俺はおまえらみたいにバスケセンスはないからな。でもな、俺にはリバウンドがある。それだけは絶対負けねー!俺が何回でも拾ってやるから、フリーだったら迷わず打てよな。』
『なぁ、ヨウスケ。県大会も絶対勝とうな!そしてこのチームで全国に挑戦しような!!』
「リョウさ…あの試合負けて後悔してるのは皆一緒だよ。だけど、一番悔しかったのは、ノブじゃねーかな?あいつは、いつもおまえらの活躍を自分の事のように喜んでたからな…おまえらと全国行くんだって言ってたからな」
ノブの話が終ると誰1人としてそれ以上あの試合の事を言う奴はいなかった…
---数週間後---
「かーちゃんこのライラック貰っていくよー」
「いいけどマコト、あんた配達は!!」
「先にノブんとこ行ってくる!」
俺は店先のライラックを手に配達の車で飛び出した。
チャララララ♪
助手席に投げていた俺の携帯だ。
「マコト!決まったぞ!!」
ヨウスケだ。
「何が?」
「試合だよ!市民戦の1回戦の相手だよ!地区大会であたった北高のススム覚えてる?」
「あー覚えてる!あの試合あいつに30点取られたよなー。」
「あいつのチームらしいよ!たしか、チルなんとかってとこ」
「マジっ!強敵じゃん、早速練習しないとだな!」
「おう!ぜってー勝とうぜ!…ところで、今からノブんとこか?」
「あぁ。配達の前のちょっくら行ってくるさ」
「ちゃんとライラックの花持ってきたんだろうな?」
「つーか、なんでライラックなん?ノブ好きだったっけ?」
「おまえ花屋なのに何もしらねーんだな。そんなんじゃ花屋つげねーぞ」
受話器の向こうで大きなため息。大きなお世話だ
「あのな、友情と思い出だよ」
「何が?」
「花言葉だよ!ライラックの花言葉!」
「さぶっ!…おまえが花言葉?気持ち悪い!!ってノブにツッコまれるぞ!」
「…だよな!あいつのツッコミ厳しいからな。
…じゃ、また連絡するさー」
電話を切り助手席に携帯を放ると、助手席に置いてあった、こないだの飲み会の写真が目に入った
そこには、髭を蓄えたセンター、スーツの似合わないポイントガード、オシャレな髪型のシューター、と少しメタボ気味な俺が写っていた。
あの試合から、皆が離れ離れになってから5年経った
変わっていない奴なんて誰もいなかった
だけど、変わっていないものも確かにあった
俺達はまたバスケを始めた
あの頃の話は思い出話になってしまったけど
ノブの自慢のチームが負けたままで終る訳には行かないだろ?
おわり
「みんな思い出してくれ最後のあの時を…」
第4Q、最後のタイムアウト
「いいか!逆転なんか狙わなくていい、延長ならこっちに分がある!2点だ!2点でいいんだ!」
「上で回して相手のバランスを崩し、リョウのインサイドで勝負だ!わかったな!」
監督の最後の指示は同点狙い延長勝負だった。
監督の指示は間違っていなかっただろう…
俺たちは4Qまでずっとリードを許していたが怒涛の攻撃で最大20点差もあったゲームを連続得点で10点差まで追い上げていた。
リードしてた状況から追い上げられ疲れきった相手とは逆にうちらの勢いはまったく疲労なんか感じない、みんながベストのプレーをしていた。
ヨウスケのゲームメイク、タツヤの連続スリー、マコトの切れのあるドライブ。
ヨウスケがはずしたショットだってノブがリバウンドを取り、自らバンクショットで決めてた。
だけど…俺は流れに入ってはいたけど直接点に絡むプレーはしてなかった。
こんなでかい図体でレインボータワーなんて名前ばっかり有名になって…
強がってたけど、本当はプレッシャーで追い詰められていたんだ…
そして、ラストのワンプレー。
残り7秒... 中央にヨウスケがボールを運ぶ、左ローポでノブがマコトにスクリーンをかけ、左45度に飛び込むマコトへボールがわたる。
ノブはスペースを空けるため外へ動く。
そのままマコトは右へドライブし相手のディフェンスを中央に引き付け逆サイド、外で待つタツヤにパス。
迷わずモーションに入るタツヤにあわてた俺のディフェンスは引き付けらブロックに飛んだ。
残り3秒...タツヤのシュートフェイクからゴール下でフリーの俺にパスが来た。
だがフリーの俺を見逃さなかったノブのディフェンスが外からカバーに来る…俺と相手はミスマッチ。
監督の指示通りなら、ここで勝負だった。
だが俺はディフェンスがカバーに来て3ポイントライン外でフリーになったノブにパスをした…
そして残り1秒、フリーのノブは逆転スリーを打つが…ボールはネットを揺らすことはなかった。
「あの時みんなは俺に、「監督の指示無視して、逆転狙ったんだろぉ~」とか「よく見えてたね、ナイスパス、外れたけどいい判断だったじゃん」なんて言ってたけど…」
「本当は違うんだ、俺は…ミスマッチって分かっていたけど相手が怖かった。あの流れで点に絡んでない俺が決めれるのか…あんなのナイスパスなんかじゃない。勝負を逃げただけなんだ。」
「ラスト一秒で普段スリーを打たないノブにシュートを打たせて、逆転狙いだなんて…都合のいいシナリオにして…」
「ノブは俺に「いいパス決められなくてごめん…本当にごめん…」って、あいつがあやまることなんてないのに」
「今までずっと悔やんでいたんだ…ノブに最後の責任を負わせてしまったこと、ずっとあやまりたかった。」
「あいつがあんなに悔やむ必要なんて…」
涙が止まらない…俺は自分の弱さを初めてみんなに打ち明けた。
つづく