なにこのやさしい世界。。
もうこの子を診てくれるところはないのね。。
と、半泣きで調べまくったら
・・・よさそうな思春期外来を発見!!
慌てて電話してみると、ラッキーなことに、
近々ちょうど空きがあるっていうので飛んでいった。
もうこの生活とはおさらばできる!
先生はおだやかに、しっかりと話をきいてくれた。
下の子:
「不安な気持ちになると、吐き気、ドキドキする」
「学校には行きたいけど不安」
先生:
「無理しなくていいよ」
「休みたかったら休んでいいよ」
下の子が何をいっても、うんうんとやさしくうなずく。
そして、先生はこう言った。
「この子は敏感で細かいことにも気がつきます。
今まではやりすごしていたけど、今回は気になり始めて
「どうしよう」が大きくなったんだね」
(私:あれ?もしやこれはHSCでは・・)
「ストレスになるようなことは避けて、静かな環境を選びましょう」
(私:うー、避けられないストレスもあるだろうな・・)
「中3になると周りも落ち着いてくるが、
中2までは色々としんどいかもしれないので、ほどほどの学校生活で」
(私:えー、部活も入らなくていいとか言ってる。
思ってた方向と違うけど、学校に行ってくれるだけいいか)
「これは個性です。無理をすれば克服できるなんて思わないほうがいい」
(私:やっぱHSCだよね・・)
「将来必ず、この個性が役に立つ時がきます」
(私:泣)
「どうしてもだめなときだけ飲んでみて」と
弱めの抗不安薬と漢方を処方される。
次の予約は2か月後。
先生のパソコンに映し出されたスケジュールはパンパンだった。
こんなにも苦しんでいる子どもがいるなんてなあ。
先生は「HSC」とは診断しなかったけど
HSCなんだと思って明橋大二さんの本をすぐにポチった。
そうか、そうか、HSCだったんだね・・(思い込み)
なんだかわからない状態だったけど
診断(勝手に解釈)がついたので、わたしはちょっと安心していた。
そうか、そうか、HSCだったのね・・・(しつこい)
(この思春期外来には、定期的に通いつづけることになります)