2022年の4月から
このブログを書いてきましたが





今回をもって

更新を最後にしようと思います。





桜

 

 

 

 


ちなみに・・

 

いまの「あの子」は


来月から大学2年生になります。





去年の今ごろ、

あの子が自分で選んだ、
あの大学の、

 

2年生です。

ニコニコチョキ





授業を休みがちな時があったり
単位を落としたりして


ひやひやすることもありましたが

不安





少しずつ
「大学生」という日常に慣れてきて

いろいろなことに挑戦しながら
前を向いて進んでいます。





桜並木を歩く大学生の女の子
 

 

 

 

 

このブログは

不登校を経験した
ひとりの女の子のお話でした。





もしも

お子さんの不登校で
苦しんでいるお母さんの心に

ほんの少しでも
寄り添うことができていたなら

こんなにうれしいことはありません。

おねがい





長いあいだ





いいねをくださって


コメントをくださって


読んでくださって





本当にありがとうございました。

 

目がハート

 

 




ブログの更新は
ここで終わりにしますが

これからも
みなさんのブログには
変わらずおじゃまさせてください。

 

ニコニコ





ここまで読んでくださったことに
心から感謝しています。

 

 

 



あの子が歩いてきた道が


誰かの小さな希望になっていたなら
うれしいです。

 

 

 

 

 

パー

とりあえず旦那にLINEする。

スマホ「あの子と話をしてください」





旦那が帰ってきたので
わたしは一部始終を話した。

 

 

 

 






旦那はなんだか

浪人することに
前向きな感じになっていて

応援するスタンスに見えた。

 

 

 



お父さん「あ、あいつと連絡が取れた。

ちょっと話してくる」

そう言って出ていった。





時計

 

 

 

 


しばらくして、ふたりで帰ってきた。

あの子は旦那とだけ

会話をしていた。

わたしは何も言わず
キッチンに立っていた。





あの子は自室へ行き


リビングには

旦那とわたしだけが残った。





あの子と何を話したのかは聞かずに


わたしは

自分の思いを吐き出した。





悲しい「病院の先生にね

『おかあさん、もっと言っていいんですよ』
『言って、どうするかは本人が決めることだから』

そう、言われたことがあるんだよ。

今回ばかりは
言わずにいられなかったんだよ……」

 

 

 

 

そう漏らしたとき


さっきあの子に言われた言葉が

浮かんだ。





「おかあさんはさ、

いつも何も言わずに
『いいよ』って言ってくれるのに。

今回は、そうじゃなかった。

それだけのことなんだって、
よくわかった」

 





黙って聞いていた

旦那が言う。





お父さん「このことってさ。

“(受かった)大学に行く”って思い込みから
始まってるんだよね」





——ああ。

そう言われて気づく。

 

 

 

 

わたしが勝手に

 

あの大学に行くと

思いこんでいただけで——





時間が止まる。





そのとき、
あの子がリビングに現れて

 

言った。








「受かった大学に行くことに決めた。

行ってみて
やっぱり諦められないと思ったら

そのときは、もう一回受験する」







わたしはもう
浪人する覚悟をしていた。

だから
本当にびっくりした。





あの子が
わたしの言葉を気にして


そう決めたのかどうかはわからない。





でも——

その決心を
あの子自身の口から聞いた。





どうか。

大学生活が面白くて、

照れ「入ってよかった」と
心から思える日が来ますように。

それだけを
いまは願っている。





あの子が
自分で決めた春だから。

 

 

 

 

 

桜並木の下、制服姿の女子生徒が大学へ向かう

 

 

 

 

 

楽天市場

 

あの子が出て行ってしまって


私はしばらく

その場に立ち尽くしていた。





何が起きたのか
うまく理解できなかった。

ただ、胸の奥がざわざわして
涙だけが止まらなかった。




どこへ行ったんだろう。

もしかしたら
祖母の家に行っているのかもしれない。

えーん「もう無理だから、

しばらくここに居させて」


なんて、言っているんじゃないか。

そんな想像までしてしまって
胸がぎゅっと苦しくなった。

 

 




やっとここまで来たと思っていた。
やっと終わると思っていた。

そんな思いが一気にあふれて
私はただ泣いていた。





そのとき、上の子が帰ってきた。

玄関で泣いている私を見て
少し驚いた顔をした。





驚き「・・・なんで泣いてるの?」





私はぽつりと話した。

悲しい「(下の子)、

大学に行かないかもしれない。
浪人する気でいるみたい」





上の子は少し驚いた顔をしたけれど
落ち着いて、こう言った。





にっこり「別にいいんじゃないの」





にっこり「(下の子)ちゃん、頑張ってたし」

にっこり「(下の子)ちゃんって、

一度決めたらやるじゃん」





少し間を置いて
こう続けた。






「もう、おとうさんもおかあさんも
がんばらなくていいんじゃないの?」






泣く母と帰宅した息子





その言葉を聞いて
胸の奥に張りつめていたものがゆるんだ。





下の子が学校に行けなくなってから
私たちはずっと必死だった。

どうにかしなきゃ。

 

支えなきゃ。
 

見守らなきゃ。

そんなふうに思いながら
毎日を過ごしてきた。





上の子はずっと見ていたんだと思う。

何も言わなくても
私たちの姿を。




その言葉に
やっと私は息をつくことができた。