ドラゴンボール超 ケフラの戦闘力について | 詰めが甘くてLv99になれないブログ

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ドラゴンボールの考察を気まぐれで綴っています・・・。

第6宇宙の女サイヤ人カリフラとケールがポタラで合体した事によって生まれた戦士ケフラ。

 

初っ端から通常形態で超サイヤ人ゴッド状態の悟空を圧倒。

超サイヤ人に変異してからは超サイヤ人ブルー状態の悟空と互角の肉弾戦。

界王拳を使われてやや苦戦するものの不意打ちによってKO。

身勝手の極意兆を発動させてからは超サイヤ人2に変位して双方が触発されて気を高め合う。

しかし攻撃を全て躱され、または防がれる。

終盤で力の全てを開放するも、ゼロ距離かめはめ波に押されて脱落。

 

合体した時は力の大会残り21分、脱落した時は残り17分だったので、たった4分でこれだけの激闘を繰り広げ、ポタラの合体が解除されちゃった事になります。1時間持つはずなのに、時間短縮されすぎですね。ハイ。

 

 

「何でたかが超サイヤ人2レベルの女2人が合体しただけであそこまで強くなるの!?神の気も持たないくせに!」

と疑問を持った人も少なくないでしょう。

 

「悟空が消耗してただけだからケフラはそこまで強くないよ」と思う人も多い事でしょう。

 

勿論それもあると思うんですが、自分の場合は、

 

ケフラの戦闘力 =

2人のポタラ合体によるパワーアップ(初期値) + 悟空と戦いで刺激をうけて成長(←こちらの方がむしろ大きい)

 

と解釈しています。

だから悟飯と戦って相打ちだった漫画版とは強さも全然違うわけなんだろう、と。

終盤の暴走状態に限れば、もしかしたら破壊神トッポや超サイヤ人ブルー進化ベジータよりも強いのかも知れません。

 

老界王神によると、「ポタラの効果はフュージョン以上」との事ですが、この効果って何なのか気になりますよね。

話の流れから「戦闘力を引き上げる効果」のような気もするんですが、それだけでなく、知性、学習能力、格闘センスといった単体のスペックを「引き上げる または 引き継ぐ」効果の事も指してるんじゃないかと思うんです。

実際、ベジットも「ベジータの冷静な戦闘理論と悟空の純粋な格闘センスを合わせ持つ戦士」と称されています。

 

そして、カリフラとケールは成長率が異常です。

カリフラは1日足らずで超サイヤ人2に覚醒し、下手したら超サイヤ人3まで届くかも知れないと悟空に言われています。

ケールも1日足らずでブロリーのような暴走形態に覚醒するどころか、その状態をコントロールし、更なるパワーアップを実現させています。

 

ヴァドスが言うには、ポタラの合体効果は「1+1=2ではなく数十倍」との事であり、

そんな2人が合体したわけなので、戦闘力だけでなく成長速度も数十倍になっちゃったんじゃないかと。ハイ。

(だって4分であんなに強くなっちゃうんですよ・・・)

 

というわけで、最初から強かったわけではなく、超サイヤ人ゴッド→超サイヤ人ブルー→超サイヤ人ブルー界王拳→身勝手の極意兆 というふうに段階的にレベルを上げていく悟空に食らいついていく事で、限界突破を繰り返して成長したんだろうなと考えられます。

 

で、相手していた悟空についてですが、確かにジレンとの戦いによる消耗もあったでしょう。

実際、超サイヤ人ゴッド状態で戦っていた時までは、消耗を気にして出し惜しみしていたと考えられます。(→だから通常状態のケフラでも圧倒できた

超サイヤ人ブルーに変位した時の悟空は「出し惜しみしてる場合じゃねえ」と言っていたので、逆に言えばそれまでは出し惜しみしていたという事であり、それ以降は全力で戦っていたという事でしょう。

ケフラも「こっちも全快バリバリで行くぜえ!」と言っていたので、全力だった事に間違いはありません。

戦闘描写も、シャンパが言っていたように武舞台が壊れそうな勢いだったので、ここで消耗云々は戦闘力自体にはあまり影響を与えていないと思います。ドラクエ風に言うと、HP/MPが少ない状態だったというだけであり、攻撃力やスピードといったステータスはさほど低下してなかったんじゃないかと。ハイ。

そして、ケフラが気弾を投げ飛ばそうとした際は悟空も驚いて界王拳を発動させます。

女性キャラだからか、物理攻撃/接近戦よりも気弾攻撃/遠距離戦の方が得意そうなイメージが湧きましたね。終盤もそうだったし。

武道家というより魔法使いみたいな・・・。

 

全力を出して超サイヤ人ブルーと互角なレベルから、界王拳を使わせるレベルまでパワーアップしてノリノリのアゲアゲ。

ハイ。成長してますね。

 

ウイスが言うには、ケフラは既に限界をこえているとの事。

そして、超サイヤ人ブルー界王拳の悟空を背後からの不意打ち蹴りによってダウンさせてしまいます。

追い込まれた悟空は偶然にも身勝手の極意兆を発動させます。

 

ウイスが言うには「元気玉を受けた時のダメージに匹敵するケフラさんのパワー」

これが再び殻を破るきっかけとなったわけです。

元気玉 = 超サイヤ人ケフラ と言われているわけではありません。無防備な状態で受けた攻撃なので、ダメージも元気玉級に大きくなるという事ですね。ハイ。

 

そしてケフラは超サイヤ人2に変位します。

ニコニコ大百科では、ブルー界王拳悟空をダウンさせた時のケフラが超サイヤ人2である旨の記載がありましたが(超サイヤ人ケフラが一瞬だけスパークを出してる描写があるからだと思われる)、キャベが「ケフラさんも超サイヤ人2に・・・」と言っていた事から、実際は116話序盤のこのタイミングで変身したとするのが妥当でしょう。

 

そして、その後の悟飯とピッコロのやり取りが以下のようになります。
 
ピ「何て奴らだ・・・一方がパワーアップすれば、もう一方も刺激されてパワーを上げる!」
飯「父さんの変化がケフラの力を更に引き出してるって事ですか?」
ピ「そうだ・・・!ケフラは確実に成長している・・・!パワーが桁違いだ・・・!」
(中略)
ピ「このパワー・・・先ほどまでだったら孫を越えているかも知れん」
飯「まさか・・・そんな・・・!」
ピ「だが・・・ケフラのパワーアップが、孫の更なる力を引き出すとすれば・・・」
 
気の大きさだけなら、身勝手の極意兆の悟空にも引けを取っていないようですね。
ただ、身勝手の極意は動作面で優れた性能を発揮する技なので、同じくらいのパワーでも回避や防御性能がチート級に高く、相手を寄せ付けないという事でしょうね。
 
CMを挟んで「少し掴めてきた気がすっぞ・・・身勝手の極意」 そしてジレンさんお目覚め。
もしかしたら、このあたりで悟空はビルスと近いレベルになったんじゃないか!?とも思えてきます。
後述するウイスとビルスのやり取りからもそう考えられます。
 
余談ですが、ビルスも身勝手の極意を不完全なりに使用できる事から、破壊神の中でも強い部類に入るでしょう。
漫画版だと、【合体ザマスと互角な勝負をした時の悟空と同じ形態の超サイヤ人ブルー完成版のベジータ】を一撃でKOさせ、「他の宇宙でなら破壊神候補ぐらいにはなれるんじゃないか?」と声をかけ、「全く歯が立たなかった」と言わせています。
身勝手の極意は、神々でも到達するのが困難な極意です。それを発動させられる事から、ビルスの格の高さも悟空の凄さもよく分かります。
 
終盤は、気の大きさだけなら兆悟空にも張り合うレベルの超サイヤ人2ケフラが、全ての力を開放する事でさらに大きな力を発揮します。
 
破壊神であるシャンパでさえ「すっげえええ!なんだありゃああああああああ!」と驚愕する始末です。
 
もうこれ、破壊神の領域入ってるでしょ・・・・。
 
最後はかめはめ波で落とされてしまったわけですが、カリフラが自称していた「アタシ達2人がガッチリ組めば全宇宙最強だ」というのも、そこまで大袈裟な話ではないんじゃないのか・・・と思えてきます。
 
そして再び余談ですが、ウイスとビルスのやり取りが以下のようになります。
ウ「誰しもどう攻撃すれば効果的か考えてしまうものです。」
ウ「先ほどの悟空さんの一連の打撃技が今一つだったのも、その瞬間攻撃を意識してしまったからなのです。」
ウ「意識と肉体を切り離し、無意識に任せる。悟空さんがそれを身に付ける事ができるか。」
ウ「これは見物です。ねえ?ビルス様?」
ビ「何でボクに聞くんだよ!」
 
ビルスもこの時の悟空と似たり寄ったりなレベルだという事ですね。
 
とは言え、身勝手の極意本来の攻撃力には劣るというだけで、身勝手状態じゃない時の攻撃力に比べたら十分高いと考えられます。
1時間スペシャルの時の17号とピッコロのセリフが以下のようになります。
17号「圧倒的な力の差を孫悟空が一瞬で飛び越えた事は確かだ。そして・・・」
ピッコロ「今この瞬間にも戦いが進化している。弾かれる度に速く鋭く重い攻撃をジレンに与えている」
 
 
ここまでのケフラの戦いの経緯/戦闘力の成長変化についての自分なりの考察を簡単にまとめると、以下のようになります。
 
通常ケフラ
:消耗を気にして出し惜しみしてる超サイヤ人ゴッド悟空を圧倒するレベル。
 
超サイヤ人ケフラ
:初期は全力なら出し惜しみをやめた超サイヤ人ブルー悟空と互角な程度。
その後はブルー界王拳に何とか食らいついていけるレベルまで成長。
 
超サイヤ人2ケフラ
:「気の大きさ/パワー」だけなら破壊神の領域に入っていてもおかしくなく、身勝手の極意兆悟空と張り合うレベル。
しかし動作面では著しく劣る。
 
→1時間持つはずの合体が4分で解除されちゃうほど、合体エネルギーの消耗が激しい。
 
 
「超サイヤ人2なのに何でここまで強いのか!?何で3やブルーに変身しないのか!?」
納得しない人も多い事でしょう。悟空やベジータがあんなに苦労して変身した超サイヤ人2のレベルをあっさり越えちゃったんですから、原作を馬鹿にするな!と嘆く人もいるかと思います。
3やゴッド、ブルーはその場で変身できるわけではなく、何か特別な修行や条件が必要なんでしょうね。
 
「超サイヤ人2のケフラでここまで強いなら、超サイヤ人ブルーのベジットはそれよりずっと圧倒的に強いだろ」
一理あると思いますが、先述した通りケフラの場合は成長速度が桁違いです。
また、ケフラは終盤で気を暴走させる事で合体エネルギーを大幅に消耗して最終的には4分で合体が解除されているのに対し、
ベジットブルーはファイナルかめはめ波1発で大幅に消耗しています。
単発あたりの大技による合体エネルギーの消耗量で言えば、ベジットブルーの方が上なのかも知れませんが、圧倒的に強いというわけではないような気もしますね・・・。
 
 
 
長々と書いてしまいましたが、以上が僕の持論になります。
至らぬ点もあるかと思いますが、参考になると嬉しいです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!