第6宇宙の女サイヤ人カリフラとケールがポタラで合体した事によって生まれた戦士ケフラ。
初っ端から通常形態で超サイヤ人ゴッド状態の悟空を圧倒。
超サイヤ人に変異してからは超サイヤ人ブルー状態の悟空と互角の肉弾戦。
界王拳を使われてやや苦戦するものの不意打ちによってKO。
身勝手の極意兆を発動させてからは超サイヤ人2に変位して双方が触発されて気を高め合う。
しかし攻撃を全て躱され、または防がれる。
終盤で力の全てを開放するも、ゼロ距離かめはめ波に押されて脱落。
合体した時は力の大会残り21分、脱落した時は残り17分だったので、たった4分でこれだけの激闘を繰り広げ、ポタラの合体が解除されちゃった事になります。1時間持つはずなのに、時間短縮されすぎですね。ハイ。
「何でたかが超サイヤ人2レベルの女2人が合体しただけであそこまで強くなるの!?神の気も持たないくせに!」
と疑問を持った人も少なくないでしょう。
「悟空が消耗してただけだからケフラはそこまで強くないよ」と思う人も多い事でしょう。
勿論それもあると思うんですが、自分の場合は、
ケフラの戦闘力 =
2人のポタラ合体によるパワーアップ(初期値) + 悟空と戦いで刺激をうけて成長(←こちらの方がむしろ大きい)
と解釈しています。
だから悟飯と戦って相打ちだった漫画版とは強さも全然違うわけなんだろう、と。
終盤の暴走状態に限れば、もしかしたら破壊神トッポや超サイヤ人ブルー進化ベジータよりも強いのかも知れません。
老界王神によると、「ポタラの効果はフュージョン以上」との事ですが、この効果って何なのか気になりますよね。
話の流れから「戦闘力を引き上げる効果」のような気もするんですが、それだけでなく、知性、学習能力、格闘センスといった単体のスペックを「引き上げる または 引き継ぐ」効果の事も指してるんじゃないかと思うんです。
実際、ベジットも「ベジータの冷静な戦闘理論と悟空の純粋な格闘センスを合わせ持つ戦士」と称されています。
そして、カリフラとケールは成長率が異常です。
カリフラは1日足らずで超サイヤ人2に覚醒し、下手したら超サイヤ人3まで届くかも知れないと悟空に言われています。
ケールも1日足らずでブロリーのような暴走形態に覚醒するどころか、その状態をコントロールし、更なるパワーアップを実現させています。
ヴァドスが言うには、ポタラの合体効果は「1+1=2ではなく数十倍」との事であり、
そんな2人が合体したわけなので、戦闘力だけでなく成長速度も数十倍になっちゃったんじゃないかと。ハイ。
(だって4分であんなに強くなっちゃうんですよ・・・)
というわけで、最初から強かったわけではなく、超サイヤ人ゴッド→超サイヤ人ブルー→超サイヤ人ブルー界王拳→身勝手の極意兆 というふうに段階的にレベルを上げていく悟空に食らいついていく事で、限界突破を繰り返して成長したんだろうなと考えられます。
で、相手していた悟空についてですが、確かにジレンとの戦いによる消耗もあったでしょう。
実際、超サイヤ人ゴッド状態で戦っていた時までは、消耗を気にして出し惜しみしていたと考えられます。(→だから通常状態のケフラでも圧倒できた。)
超サイヤ人ブルーに変位した時の悟空は「出し惜しみしてる場合じゃねえ」と言っていたので、逆に言えばそれまでは出し惜しみしていたという事であり、それ以降は全力で戦っていたという事でしょう。
ケフラも「こっちも全快バリバリで行くぜえ!」と言っていたので、全力だった事に間違いはありません。
戦闘描写も、シャンパが言っていたように武舞台が壊れそうな勢いだったので、ここで消耗云々は戦闘力自体にはあまり影響を与えていないと思います。ドラクエ風に言うと、HP/MPが少ない状態だったというだけであり、攻撃力やスピードといったステータスはさほど低下してなかったんじゃないかと。ハイ。
そして、ケフラが気弾を投げ飛ばそうとした際は悟空も驚いて界王拳を発動させます。
女性キャラだからか、物理攻撃/接近戦よりも気弾攻撃/遠距離戦の方が得意そうなイメージが湧きましたね。終盤もそうだったし。
武道家というより魔法使いみたいな・・・。
全力を出して超サイヤ人ブルーと互角なレベルから、界王拳を使わせるレベルまでパワーアップしてノリノリのアゲアゲ。
ハイ。成長してますね。
ウイスが言うには、ケフラは既に限界をこえているとの事。
そして、超サイヤ人ブルー界王拳の悟空を背後からの不意打ち蹴りによってダウンさせてしまいます。
追い込まれた悟空は偶然にも身勝手の極意兆を発動させます。
ウイスが言うには「元気玉を受けた時のダメージに匹敵するケフラさんのパワー」
これが再び殻を破るきっかけとなったわけです。
元気玉 = 超サイヤ人ケフラ と言われているわけではありません。無防備な状態で受けた攻撃なので、ダメージも元気玉級に大きくなるという事ですね。ハイ。
そしてケフラは超サイヤ人2に変位します。
ニコニコ大百科では、ブルー界王拳悟空をダウンさせた時のケフラが超サイヤ人2である旨の記載がありましたが(超サイヤ人ケフラが一瞬だけスパークを出してる描写があるからだと思われる)、キャベが「ケフラさんも超サイヤ人2に・・・」と言っていた事から、実際は116話序盤のこのタイミングで変身したとするのが妥当でしょう。