~その140~ そくほうぱん? | 【ぱるる?】あのパン屋さんの日記【島崎遥香ちゃん?】

【ぱるる?】あのパン屋さんの日記【島崎遥香ちゃん?】

ワンダCMの〔パン屋さんのぱるる〕から妄想を膨らませた創作小説です。
キャラ設定が似てるかも知れませんが、島崎遥香さま、並びにご関係者さまとは一切関係ありません。

【あのパン屋さんの日記】
~その140~ 番外編

※!妄想注意!※

ワンダCMのパン屋さんぱるるから妄想を膨らませた完全なる創作フィクションです。

キャラ設定が似てるかも知れませんが島崎遥香さま並びにご関係者さま、また、たまたま実在する人物や会社名さま、団体名さま、テレビ局さま、事件等とは一切関係ございません(^o^;)

ストーリーに盛り込むべきか不謹慎ではないかと悩みましたが当初の構想から入っており今後の展開に重要なエピソードと感じたので組み入れさせていただきました。

明るい話ではないですし超長文なので元気とお時間がある時にでも、よろしかったらご覧ください。

~ここから~

《テレビ画面》

CXSテレビ「めちゃくちゃキテる!」の番組開始中盤20:21、ニュース速報のテロップが入る。

〈CNNニュース速報

舞浜マッセのJPN47握手会でファンの男を傷害容疑で現行犯逮捕。女性スタッフけが〉

約40分後、別の《テレビ画面》

ヘリからのリアルタイムの舞浜マッセの空撮をバックに

〈ネオ・情報everyday 報道キャスター〉

のロゴと

〈2015年5月23日(土)〉

のテロップとテーマソングが流れる。

画面切り替わってスタジオのSBTテレビ・アナウンサー阿澄陽一郎の全身ショット。

「こんばんは」

きっちり25度のお辞儀。

「通常ですと10時からの
『ネオ・情報everyday 報道キャスター』
ですが、臨時ニュースのため1時間繰り上げ9時よりお送りしております。
尚、放送予定でした
『埼玉ふしぎ発覚!』
は明日午後3時より放送致します」

画面にショッキングな効果音とともに、おどろおどろしいテロップ。

〈国民的アイドルグループ
JPN47握手会でファンの男が刃傷騒ぎ!
メンバー救急搬送!!〉

「本日、夜8時頃、千葉県浦安市の舞浜マッセにて行われていた国民的アイドルグループJPN47の握手会の最中、ファンの男が暴れ、絵彫 嬰市郎(えぼり えいいちろう)容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕されました」

横のモニターに呼びかけ。

「尾上君蔵(おのうえ きみぞう)さん!
一体何が起こったのですか?
現場の詳しい状況をお願いします!」

「はい、現場の尾上です。
今日は朝から、ここ舞浜マッセにてJPN47の握手会が行われていました。
そして、握手会も終わりに近づいた夜8時頃、事件は起こりました」

「速報ではファンの男が刃物のような物を持って暴れ、女性スタッフがケガをしたとありましたが、メンバーも負傷したのでしょうか?」

「それが私も少し前に現場入りしたばかりで、錯綜している情報から正確な物をチョイスしているという状況です」

「警察からの情報はどうなっていますか?」

「千葉県警からは

『傷害の容疑で千葉県A孫子市の無職、絵彫 嬰市郎容疑者を現行犯逮捕し、容疑者とメンバーは救急で病院に搬送された』

としか発表がまだありません」

「やはりメンバーもケガをしたのでしょうか?
メンバーの名前は分かってるのですか?」

「メンバーの名前はまだ公表されていません。
女性スタッフも一緒に搬送されたという情報もありますが確かではありません」

「現在、つぶやいたーなどのSNS上では
『メンバーが刺された』
『女性スタッフが血だらけになってた』
『男が首を刺した』
『男がメンバーの腕を引っ張り引きずり出した』
などの怪情報がありますが、現場の声はどうなっていますか?」

「はい、まさにその現場にいらしたファンの方にお話を伺います。
どんな様子でしたか?」

テロップ
〈東京都の20代男性ファン〉

ファンの男性の首から下が映る。

「俺、事件の前に鍵閉めで犯人ともめたんすよ!」

「鍵閉め?」

「一番最後に握手することっす!
先週のはるるんの初めての握手会の鍵閉めも俺だったから、今日もできると思ってたのに、アイツ完全に受付が終わってたのに並んで来たんすよ。
だから、受付の女の子に
『受付終わってから来るのはルール違反だ』
って文句言ったら、その女の子半べそになってて、きっとアイツが無茶なこと言ったんだろうけど・・・。
でも、何か気持ち悪いヤツだったし、
『まあ、来週もあるし今日はいっか』
って思って鍵閉めは諦めたんだけど、こんなことならもっとひっくり返ってでもゴネればよかったっすよ!
俺が後ろにいたら、はるるんにあんなことさせなかったのに!」

「はるるんっていうのはメンバー?」

「おっさん、メンバーの名前も知らないのに現場に来たのかよ!
小武木はるか!
次の新曲のセンターで、去年の新センターオーディションで優勝して、ぱるるん♪としてソロデビューだってしてるんだよ。
セブンの『天使のえくぼパン』のCM見たことあるだろ?」

「あー、これは失礼。
その小武木はるかさんが襲われたんですね」

「自分の番が終わって通路を歩いてたら、後ろから悲鳴が聞こえて来て、振り返ったら男が暴れてて警備員に取り押さえられてたよ!
慌てて戻ったけど、OYJに止められて近くまでは行けなくて・・・」

「OYJ?」

「オ、ヤ、ジ!
元デカの警備員のこと!」

「あ、そうなんですか。
君はその小武木さんが襲われてるところを見たの?」

「パテーションで見えなかったから襲われてるところを見た訳じゃないよ。
ただ、はるるんか分からないけど女の子の悲鳴と犯人の喚き声と警備員の止める声、後ガタガタやドッタンバッタンする音が聞こえてた」

「救急車で運ばれる所は見た?」

「救急車が来たのは分かったけど、その頃は警察も来て非常線張られてから、俺たちは皆んな外に追ん出されたよ。
てか、それよりはるるんは大丈夫なの?
局だったら、警察から話来てるんじゃないのかよ?」

「警察からはメンバーに関しては発表はまだないんですよ」

「ちっ、使えねー!
俺なんかに聞くより、マネ部のチガちゃん捕まえた方がいいんじゃないの?」

「それが、現場に来てからJPMさんとは連絡がつかなくて・・・」

「あっ! タヌオバ!」

背後を指差され振り向くレポーター。

「タヌオバ?」

「広報の東川さんだよ。
あの人に、はるるんが無事か聞いてくれよ!」

「あ、あぁ…」

慌ただしく小走りをしている背の小さい金髪ベリーショートの女性の後を追うレポーター。

「すみません。
SBT報道キャスターの尾上です。
JPMの広報の方ですか?」

「は、はい。
そうですけど・・・」

「はるるん、いや、小武木さんの容態は?」

「その件については、後ほど会見させていただきます。
しばらくお待ちください!」

画面が切り替わり、スタジオの阿澄アナ。

「いったんCMです」

CM明け。

阿澄アナ
「会見の準備が整い次第、現場とつなぎます」

コメンテーター ミツヤクル
「いつか、こんなことがあるんじゃないかと思ってましたよ。
警備体制はどうなっていたんですかね?」

阿澄アナ
「去年から手荷物やコートを預けたりしていて、今年に入ってからは荷物チェックや金属探知機の実施などを行っていたそうです」

コメンテーター 嶋多良子
「でも、実際にこんな事件が起こっちゃってるんでしょう?
いい加減なもんだわね。
そもそも、CD売るために握手させられて、女の子たちの人権はどうなってるの?」

ミツ
「『CD大賞』じゃなくて、『握手券大賞』だしね(笑)」

嶋多
「この事件を機に、握手会なんて制度を止めるべきよ!
一日中朝から晩まで立って握手してるなんて奴隷と同じじゃないの!
小学生といい年をしたおじさんが握手してる光景なんて、気持ち悪くて犯罪の臭いしかしないわ!」

ミツ
「でも、握手会やらないとCD売れなくなるから、困る人も沢山いるんじゃない?
SBTさんだって、JPNのコンテンツ色々噛んでるでしょ(笑)」

嶋多
「マスコミは、どこかしらJPNで利益を得てるから何も言えないのよね!
未成年の飲酒問題、枕営業、不純異性交遊、破廉恥なパーティーコンパニオン派遣、家族の不祥事など、JPNは疑惑に事欠かないけど、大手のマスコミはどこも後追いしないじゃない!」

阿澄アナ引きつった笑顔で
「その他のニュースの後、いったんお知らせです」

CM明け

舞浜マッセイベントホールより生中継。

壇上に長テーブルが置かれ、沢山のマイクが置かれているが、席には誰もついていない。

記者席には大勢の記者やカメラマン、最後列にはテレビカメラがズラリと並び、会見の始まりを今か今かと待ち構えていた。

阿澄アナ
「尾上さん!
現場の尾上さん!」

応答がない代わりに、会場内のざわつきの中、さまざまな記者たちの怒鳴り声が飛び交う。

「おい、どうなってんだよ!
いつ始まるんだ?」

「被害者の名前は小武木はるかで確定なのか!?」

「犯人とは顔見知りらしい!」

「デビュー前に別れさせられて逆上の線か?」

スタジオに画面が切り替わる。

阿澄アナ
「現場は混乱してるようです。
明日のお天気とお知らせを挟んで、再び会見場につなぎます。
木村さーん、ぶー太郎!」

CM明け

〈舞浜マッセイベントホールより独占生中継〉
のテロップ。

尾上レポーター
「間もなく会見が始まります!
ネームプレートがテーブルに並べられました!
総合プロデューサー 秋友やすし、千葉県警本部長、埼玉県警本部長!?、千葉県消防本部長、舞浜救急病院院長、本郷総合クリニック院長、オンダ芸能社長、JPMマネジメント部部長、・・・。
なぜ埼玉県警が?
あっ、出てきました!
始まります!」

秋友やすし
「皆さま、たいへんお待たせいたしました。
急な会見にも関わらず、多くの報道関係者の皆さまにお集まりいただき、ありがとうございます。
そして、現場スタッフの対応が遅れ、正しい情報が伝わらず、ファンの皆さま、メンバーやスタッフのご家族の皆さま、関係者の皆さまにご心配や不安を与えてしまったことをお詫び致します。
ここからは、JPN47のマネジメント責任者のJPMマネジメント部部長の茅ヶ崎が進行を務めさせていただきます」

JPMマネジメント部部長 茅ヶ崎
「本日の握手会で起きました事件についてご説明いたします。
まず、ご報告させていただきますが、心配されているメンバーの小武木はるかは無事です。
女性スタッフの綿部にもケガはありません。
小武木は犯人が自殺未遂をした際、血を見て気を失い倒れましたが、幸い近くにいた女性マネジャーに抱えられていたためケガはありませんでした。
但し、精神的なショックが大きいので、今後の芸能活動は当分休養させたいと思っております。
よって、明日以降の予定されている全てのイベント、握手会は中止とさせていただきます」

男性記者
「それは、小武木さんだけですか?
握手会全て中止ですか?」

茅ヶ崎
「申し訳ありませんが、質問は最後に場を設けますので、その際にまとめてお願いします。
まずは、事件の状況を千葉県警本部長さまからお願い致します」

千葉県警本部長
「えー、本日午後7時57分、
『舞浜マッセイベントホールにて男性が暴れている』
という110番通報がありました。
最寄りのマッセ交番の巡査が現場に到着したところ、容疑者が血だらけで警備員に取り押さえられており、その場で緊急逮捕いたしました。
目撃者によると、容疑者は小武木はるかさんの腕を掴み、無理矢理婚姻届に判を押させようとしましたが、警備員に取り押さえられた際、隙を見て持参した改造ボールペンで自分の首を刺し自殺未遂を図った模様です。
容疑者は千葉県A孫子市在住、42歳、無職、独身、母親と二人暮らしです」

千葉県消防本部長
「消防には20時01分に、
『自分で首を刺した男性が大量に出血している』
と通報があり、現場の医師から
頸動脈をかなり傷つけているので、輸血の準備をするよう通達がありました。
駆け付けた署員によると、相当量の出血があり、辺りは血の海だったようです」

本郷総合クリニック院長
「小武木さんの容態は、今は安定しています。
小武木さんは容疑者が首を刺した瞬間を見た訳ではありませんが、容疑者の返り血を浴びた女性スタッフさんを見て気を失ったようです。
その後、病室で一旦目が覚めましたが、自分のせいでスタッフがケガをしたと思い込み、かなりパニックになっていました。
そして、当人にケガがなかったことが分かると安心しましたが、情緒が不安定な状態だったので精神安定剤を処方しました。
現在は、ご家族が見守る中、睡眠を取っており脳波も安定してますが、今後、十分な治療と静養が必要かと思われます」

舞浜救急病院院長
「容疑者は現在、血管専門の執刀医によりオペ中ですが、命に別状はありません。
但し、神経もかなり傷ついているので、元のような身体に戻ることは難しいでしょう」

オンダ芸能社長
「警備責任者の恩田です。
この度、厳重な荷物検査と金属探知機のチェックを潜り抜け、このような事態が起こったのは誠に遺憾です。
容疑者の人相や背格好はブラックリストに載っており、担当のスタッフも把握していましたが、マスクをしていたため見抜くことが出来ませんでした」

「ブラックリスト!?」

「やはり顔見知りの犯行だったのか!?」

「元交際相手か!?」

など場内がざわつき始める。

茅ヶ崎
「お静かに願います。
ブラックリストの件については、埼玉県警本部長さまよりご説明があります」

埼玉県警本部長
「先月4月初めに管内のスーパー・サトーココノカドーにて、小武木さんがプロデュースされた『天使のえくぼパン』への異物混入事件が相次ぎました。
防犯カメラの映像から、5年前に通学していた高校の近くで、小武木さんの腕を掴んで来た男に人相が似ているということでしたが、容疑者の特定までは至りませんでした。
しかし、容疑者は小武木さんへの異常な執着心を持っていたので、握手会にも現れるのではないかと念のため手配をしていましたが、最悪の事態を想定して署員を配置するなどの警備ができなかったことが悔やまれます。
今後は容疑者を威力業務妨害の容疑で取り調べる予定です」

茅ヶ崎
「大まかな説明は以上です。
質問のある方、挙手願います」

尾上レポーター
「『報道キャスター』の尾上です。
容疑者と被害者の小武木さんは、5年も前から顔見知りということですが、どういう関係だったのでしょうか?」

埼玉県警本部長
「容疑者は5年前、小武木さんが芸能人ではなかった高校2年生の時に通学路で度々盗撮し、サインや握手を断われた際に小武木さんの腕を掴んだことがあったようです。
先程の容疑者の家宅捜査で、小武木さんの盗撮写真を大量に押収しました」

尾上レポーター
「婚姻届を持って来たのも一方的な好意からですか?」

埼玉県警本部長
「そうですね。
小武木さんのご家族からお聞きしましたが、ご本人には言わなかったようですが、当時、実家のポストにメッセージ入りの盗撮写真が入っていたり、容疑者に似た男が店舗に小武木さんを訪ねて来たこともあったようです」

レポーター
「『ザ・ワイドショー』の東海です。
絵彫容疑者は持参した凶器で、小武木さんを襲うつもりだったのでしょうか?」

千葉県警本部長
「えー、容疑者は以前から自傷行為を繰り返しており、精神科への通院記録が判明しましたので、今後の報道は容疑者の氏名の公表はお控えください。
凶器の使用目的などは、これから容疑者の回復を待ち、慎重に調べて行く方針です」

男性記者
「『美粧』の正田です。
握手会やイベントの中止の件ですが、全てのJPNについてですか?」

茅ヶ崎
「とりあえず来週予定している握手会は中止とさせていただきますが、それ以降につきましては未定です。
今回の件は、メンバーにも動揺が広がっていますので、今後の警備体制について新たに話し合わなければなりません」

男性レポーター
「『3時に会いたかった』の前注(まえちゅう)です。
埼玉県警本部長にお伺いします。
先程
『最悪の事態を想定して署員配置ができなかった』
とおっしゃいましたが、
『しなかった』
ではなく
『できなかった』
としたのには背景に千葉県警との縄張り争いがあったのですか?」

千葉県警本部長
「そんなことはありません」

まえちゅう
「埼玉県警さんに聞いているのですが」

埼玉県警本部長
「こちらの問題で千葉県警さんとは関係ありません。
この問題は今後の捜査体制の重要課題になるでしょう」

突然、挙手もなく記者席から場にそぐわないヨレヨレのシャツを着た、ラフな格好の男が立ち上がる。

「そんなサツ同士のメンツなんかどーでもいいよ!
それより握手会商法にも限界が来たんじゃないの!?
どうなの!?
アキトモ閣下はメンバーが殺されるまで握手会やるつもり?」

茅ヶ崎
「どちらの方ですか?
まず名乗っていただけませんか?」

「へっ、『月刊白いタブー』の児可っす」

薄ら笑いで答える記者の男。

「タブーさんは出禁になってるはずですが」

「あ、タブーは誰かさんに廃刊に追い込まれたから、今日は『週刊春分』から頼まれたんだったわ(笑)」

「お引き取りください」

警備員に連れ出されそうになり暴れる男。

「な、なんだよ!
イ、イテッ! 暴力だ!!
見ました!? 全国のお茶の間のみなさん!
これが、アキトモ閣下独裁帝国のやり口ですよー!!」

警備員二人に脇を抱えられながらも振り向き罵声を上げる記者だったが、抵抗虚しく会場の外に出されドアが閉じられた。

茅ヶ崎
「他に質問がなければ会見を終わらせていただきます」

男性レポーター
「『おはようラックラック』の有本です。
小武木さんは握手が苦手で、今日も体調が悪くなったのにも関わらず握手を続けていたそうですが、無理をさせなければこんなことは起きなかったんじゃないですか?」

茅ヶ崎が答えようとするのを手で静止する秋友。

秋友
「確かに握手会を続けてなければ被害に遭うこともありませんでしたが、それは結果論です。
彼女は人一倍ファン想いで頑張り屋なので、医師や僕たちが何を言おうと握手会を続けてました。
現に先程、病室で目が覚めた彼女がマネジャーを心配した後に言った言葉は

『あの後に並んでたファンの人はいなかったの?』

でした。
自分があのような状況で、まだ握手を待ってたファンがいたんじゃないかと心配する彼女に心が打たれました。
きっと、再び目が覚めたら、自分がどんな状況でも、明日のイベントや来週の握手会もやると言い出すと思いますが、それは総合プロデューサー命令で強制的に休ませます」

女性記者
「東西新聞の栗田です。
小武木さんの今後の活動は未定だそうですが、このまま引退となったら再来月の新曲は発売中止となるのでしょうか?
国民投票イベントも取り止めですか?」

秋友
「新曲の発売と国民投票は予定通り行います。
本人が引退と決めたのならば意志を尊重しますが、彼女のポジションに別のメンバーが入ってテレビやライブで披露するということはないでしょう。
新曲の『エターナル・プレゼント』は当て書きで、僕から彼女へのプレゼントの気持ちで書きました。
彼女がセンターでない『エターナル・プレゼント』はあり得ません。
僕は、彼女があの曲を笑顔で歌ってくれることを心から願っています。
なので、今は他のことを考えず、心と身体を休めることを最優先に・・・」

話の途中、突然、画面がスタジオに切り替わる。

阿澄アナ
「会見の途中ですが、放送終了のお時間となりました。
また来週お会いしましょう!」

左から右へ高速に流れるスタッフロールとエンディングテーマ。

右下のワイプ画面では、壇上から立ち去る秋友らが映っている。

そして、スタジオには先程までいたコメンテーターの姿はなく、代わりに2つの席には、SBTのキャラクター「ぶー太郎」のブタのぬいぐるみが置かれていた。

~ここまで~

明るい話ではない超長文を最後まで読んでいただきありがとうございます。

(g+初投稿15.07/17)

■画像は〈ニュース速報〉のイメージです。

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〈ぐぐたすのコメントより抜粋〉

☆長文お疲れさまですm(__)m
流石っすね♪
妄想クイーンの名は伊達じゃない♪(*^^*)

★最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
どんなコメントが入ったか不安でしたが、お褒めの言葉ありがとうございます(*^^*)
早くはるるんに何かいいことがありますように(>人<)
ま、私が書いてるんですけどね(^◇^;)

☆このあとの展開が楽しみです♪

★ありがとうございます(*^^*)
最初から読んでもらってる方にそぉいってもらえて嬉しいです♪
しばらく、この流れが続くかも知れないですけどガマンしてください(^_^;)

☆読ませて頂きました。
結構ショッキングな内容で、今後どの様に展開していくのか心配
きっと良い展開なのだと思っています(o^^o)

★ショッキングな超長文、最後までご覧いただき、ありがとうございます(^^;)
はるるん心配ですよね(>_<)
どぉなっていくのか、これからの展開にご期待ください♪

☆一人の時間ができたので、やっとゆっくり読めました(^_^;)
うぅ~(>_<)
フィクションと分かっていながら、ドキドキしながら読みました。
はるるんやスタッフさんにケガが無くて良かったです(TдT)
ちまちま、アメブロも読ませてもらってます(^^)
まだ5話ぐらいですが(^_^;)

★コメントありがとうございます!
そして貴重なお一人の時間にありがとうございます♪
アメブロの方も読んでくださってるなんてカンゲキです(;_;)

+18(一般公開のみ)