実はラクな方に流れたいだけかもしれない・・・ | 子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

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所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です

初めましての方はこちら

 

【実はラクな方に

    流れたいだけかもしれない・・・。

 

 

 

 

ちょっと衝撃的なタイトルかな?

とも思いましたがあえてこのままでいきます。

 

私たち大人は

幼い子どもたちが

まごまごしていたり、

苦戦している姿をみると

優しさからついつい手を出してしまいがちです。

 

とくに母性本能のある女性に

多いかと思います。

 

ですが、それは

心の置く底の方では

 

「自分がやった方が早くてラク」

という想いが隠れているのかもしれません。

 

優しさ?か

それとも違うの?か

ということは判断が難しいところですが

 

でも、ある日私は気がついてしまって

愕然としました。

 

私は幼稚園の先生をしていますが

若かりし頃?の私は

優しさという名の武器で

子どもたちのやるべきことを

奪っていました。

 

確かに、子どもが苦戦していたら

手伝いたくなりますし

急いでいれば

こっちがやった方が断然早い。

 

でも、いつも大人がやってしまったら

子どもたちはいつできるようになるのでしょうか?

 

以前の記事でも書きましたが

幼い時ほど

手先を使う活動は率先して

やった方がよいわけで

 

そのためには時間は

たっぷりとかかるのです。

 

かつての私は

子どもたちの練習の機会を奪い

 

その根底には

実は私がした方がラクという気持ちが

隠れている偽善保育者でした。

 

もしも、時間に余裕があるならば

じっくりと子どもが

取り組める時間というものも

作ってほしいなと思います。

 

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

所長 酒井沙彌香

 

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