【報告】子どもの心の中にいるイマジナリーフレンド | 子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

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子どもの生きる力を育み、

心を育てる教育を真剣に考える研究所

 

所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です

初めましての方はこちら

 

本日の研究報告をいたします!

 

報告書

【子どもの心の中にいる

   イマジナリーフレンドについて】

 

 

 

”イマジナリーフレンド”という言葉を

聞いたことがありますか?

 

もしかしたら、

あまり馴染みのない言葉かもしれませんね。

 

簡単に説明すると

子ども約3割ほどが心の中に

目には見えない友だちや家族をもっていて

 

子どもたちはその目に見えない

お友だちと交流が取れるというもの。

 

これを総称して”イマジナリーフレンドといいます。

 

成長と共に消えていきますが

少数、大人になっても残っている場合があります。

 

で、幼児教育を大学で志した人は

児童心理学という授業をとるので

ご存知の方もいることでしょう。

 

私も大学から幼児教育の分野を

勉強してきているため

この”イマジナリーフレンド”の存在を知っていて

 

なおかつ、子どもたちと普段関わる仕事をするため

けっこう当たり前になっていたのです。

 

ですが、当たり前でないということを

知る機会がありました。

 

それは

あるお母さんから質問を受けたのです。

 

「子どもが空想というか存在しないおにいちゃんの話をします。

これって、何か心理的ストレスなどのサインでしょうか?」と。

 

そうですよね。

知らない人からしてみれば心配になりますよね。

 

 

多重人格?

精神的に大丈夫??などなど。

 

でも、安心してください。

大丈夫です。

 

何か大人になってから問題がおこったという

報告は出ていませんし、

むしろ、子どもであれば私はあっても

おかしくないとさえ思っています。

 

子どもたちは空想や想像の世界の住人ですからね。

 

個人的には子どもの頃、

イマジナリーフレンドがいなかったので

持っている子が羨ましいです。

 

普段、幼稚園で子どもたちと関わっていても

”イマジナリーフレンド”の話だろうなーと思う

会話をするお子さんも少なからずいます。

 

でも、その子がおかしいとか

何か精神的なストレスを持っているようには

見えませんし

むしろ、持っている子の方が

のびのびと穏やかだったりします。

 

 

なので、お子さんが空想のお友だちの話をしたら

「なにいってんの?そんな子いないわよ!」

一蹴するのではなく、

 

せっかくならその世界観を

一緒に体感してみてください。

 

ほとんどの場合消えてしまうので

 

それこそ、期間限定のレアものです♡

 

 

 

 

以上、本日の研究報告でした!

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

報告者 所長 酒井沙彌香

 

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