セラピールームちるどれん

身体心理療法&和みのヨーガ

不登校ひきこもり家族セラピスト鈴木明美です。


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12月25日(土) 13時30分〜16時

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2021年、長女の予期せぬ妊娠出産!

家族の形が大きく変化した。

 

ゲシュタルト療法とポリヴェーガル理論の視点もちょこっと交えて、

一回じゃ書ききれないから、何回かに分けて我が家の

「真実は小説より奇なり!」の物語を書いてみる。

 

序章 予期せぬ妊娠出産!

 

2021年10月14日

午前11時 乳児院へ孫を迎えに行く。

施設の入り口がわからず、5分遅れて到着すると、長女と彼と乳児院のスタッフさん、児童相談所の担当者が私たちの到着を待っていた。

リアルで初めて会う孫はまるまると、表情も豊かに育っていた。

 

乳児院の入り口前の芝生にはレジャーシートが敷かれ、2歳くらいの幼児10人くらいがスタッフと日向ぼっこをしながら遊んでいる。

孫を4カ月間育ててくれた乳児院の担当スタッフさんに挨拶をして、児相のスタッフと話しを終える。孫を連れて門を出ると乳児院のスタッフさんたちが並んで、「元気でね。よかったね。」と孫とわたし達家族を笑顔で送り出してくれた。

 

 

孫が乗ったベビーカーと長女と彼、わたしと次女が乳児院を出るときに、スタッフとお散歩から戻ってきた幼児10人くらいとすれ違う。

この子達は、いつからここにいるんだろうか。

親は迎えに来るのだろうか、それとも里子として誰かに育ててもらえるのだろうか。そんな思いが頭を巡る。

 

 

孫が乳児院へ入ることになった経緯を綴る。

あくまでもわたしという人間のフィルターを通した物語として読んでもらいたい。

 

2021年7月1日 長女からのLINEのメッセージ

大事な話しがあるんだけど2人で話せる?

 

7月7日 12時 長女が我が家へ

「話って?妊娠でもしたの?」

最近ずいぶん太っていた長女にそう切り出してみた。

 

両目から大粒の涙がボロボロとこぼれ落ちていく

「もう、産んじゃったの!」

 

「!!!え、もう産んじゃった?もう産まれてるの?」

 

息を呑むというのはこういう事。

ポリヴェーガル理論でいう驚異、驚愕反応のような状態が起こった。


ここで、ゲシュタルトセラピーを学んでいなかったら、「なんでもっと早く言わなかったの!」と、

娘を責めたてていたと思うが、今、目の前で涙しながら、“産んだことを黙っていたという現状”を伝えにきた娘が、

相当な決意をしてここに来たんだということに意識は向いた。

 

「よく言いに来た、よく伝えてくれた。うん、うん。よく話してくれたね。」

娘の肩を抱きながら、涙が落ち着いていくのをしばらく待った。

 

その間、5月に我が家に来た長女が、これまでで最高に太っていたことや母の日に珍しく感謝のメッセージをくれたこと、

ん?妊娠?って、頭をよぎったけど、長女に聞かなかったことを思い返す。

 

涙が落ち着き、いつ産んだのかを聞いた。

 

 

約3週間前だった。

 

 

 

陣痛が来て救急車を呼んだ

都立の病院へ運ばれて出産

同棲している彼にもその時まで言えなかった。

彼は驚きながらも救急車で一緒に病院へ

コロナ禍で立ち合い出産はできず、彼は子どもに合わないまま彼はバイトへ!

 

 

 

“なぜ、わたし(母親)にも言えなかったんだろう。”

 

この疑問を解かずにはいられないけど、今それを問うと長女を責めることになってしまいそうで、

その時は長女に寄り添うことにエネルギーを注ぎ続けた。

 

 

大学を卒業して、アルバイトを4つ掛け持ちして生計を立てていた長女。

バイト先の先輩の紹介で2021年の4月から3カ月のアルバイト期間を経て、社員雇用になるという仕事が決まっていた。

 

2021年4月

新しい仕事に行き始めてすぐに、胎動が・・・

 

 

あれ?もしかして?動いた?

生理も最近来てないし・・・。

生理不順だけどまさか・・・

 

 

胎動から1ヶ月半、2021年6月中旬 陣痛、出産!

 

 

 

お腹が小さかったから、彼にも会社にも気づかれなかった。

動いてくれると、「よかった。生きてる。」って、毎日怖かった。

 

退院してすぐに、仕事へ。

 

わたし「初乳は飲ませたの?」

 

長女「あげてない。

母乳は、退院前に1粒の母乳を止める薬を飲んだら、それっきり出なくなった。」

 

 

わたし「あれ?今、赤ちゃんは?」

 

長女「育ててないの、乳児院にいるの」

 

 

 

わたし「え?育ててないの?!」

またまたビックリし過ぎて、一瞬言葉を失う!

 

 

都立病院内では、社会福祉士さんが相談に!

児童相談所(児相)のスタッフに連絡がいき、乳児院という施設や里親制度、赤ちゃんの今後について、

行政機関のサポートについて説明を受ける。

 

コロナ禍で、彼も長女もアルバイトも減り、経済的に困窮していた現実。

自分たちだけで、育てていくのはムリだと考えた末に、乳児院へ預ける決断。

 

 

長女「今の状態じゃ育てられない。迎えにいけるようになるまで、育ててもらおうって。」

 

わたし「何言っているの、あなたたちが育てられないなら、家で育てるから。

何で家(うち)の孫を人様に育ててもらわなきゃなんないの。すぐに引き取って我が家で育てるようにしないと。

彼は?彼はどういっているの?」

 

次から次へと、疑問が沸いてくる。

尋問のようになってはまずい!
 

長女「わたしとは一緒にいたいけど、子どもを育てるのは今は難しいんじゃない?って。

わたしも産まれるまで彼に黙っていたから、彼にも悪くて、ちゃんと聞けなくて。。。」

 

あぁ、そうだよね、出産するまで隠してたんだもんね、、、聞きづらいよね、って寄り添いたい気持ちと、

いやいや、そこは避けては通れないし、彼の子どもなんだからちゃんと話しをしていかないと!という気持ちが交錯する!

 

責め立てられるとダンマリを決め込む長女、口をつぐんでしまっては前に進まない!

 

わたし「とにかく、一日も早く乳児院から引き取って、手元で育てられるようにしないと。

すぐに大きくなっちゃうよ。家の近くに引っ越してくれば、育児も食事もサポートできるから。

とにかく赤ちゃんを迎えられるように一緒に準備をしていこう。ママがそう言ってるって彼にも伝えてね。」

 

そこまで話して、長男が帰宅。

 

長女は、逃げるように帰っていった。

 

続く・・・

 

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