「育むケア」「見守るケア」「看取るケア」の3ステージ | チャイルドケアのお話

チャイルドケアのお話

~チャイルドケアという命の伝え方~

チャイルドケア講座への資料請求やお問い合わせの中で寄せられた
ご質問・レッスンの特徴、チャイルドケアの考え方などをまとめてみました。

チャイルドケアでは命のケアを考える上で、子どもの成長、あるいは人生のターニングポイントをどのように対応し取り組むかを、「育むケア」「見守るケア」「看取るケア」の3ステージに分けて提案しています。

【育むケア】

チャイルドケアの土台にあたるステージです。

 

 

▼「育てる」と「育む」の違い
「育てる」と「育む」は一見同じことを表しているようですが、言葉の印象を意識すると、そこには少し違いを感じ取ることができます。「育てる」は育てる側が主体となり、育てる側の都合が優先され、「育む」には育てられる側が主体となり、育てられる側のペースに併せて育てる側が考慮する印象が伝わります。「育てる」と「育む」には、育てる側と育てられる側の関係性や影響が大きく異なるように思います。

「育む」という言葉の中には、成長だけを目的にするのではなく、人として養っていく意味合いが含まれます。養うとは、体を作る栄養のことだけではなく、「心」「精神」の成長サポートも含まれ、育てる側も共に学びながら、時間と心を与えていくことが必要です。状況や環境が変わればその都度考え、子どもを自分の都合よく育てるのではなく、いくつかの答えの中から子どもの個性やリズムを感じ取り、観察し、タイミングを考えてサポートをすることと捉えています。

【見守るケア】

命の成長過程にあたるステージです。

 

 

▼見守るケアとは
子育てを継続していく中で、子どもの成長に合わせ、自主性を築くことも大切な教育であり、必要なケアである。子どもは成長していく中でさまざまな社会と出会い、社会性を育んでいきます。子育てには子どもの社会性に沿った転機が幾度となく起こり、時に未熟な段階であっても直接のサポートが良いとは限りません。

▼失敗を見守る親の勇気
過保護・過干渉にならぬよう、適度な距離間を考えること。成長過程において「上手な失敗」もさせることは、心と体を強く鍛え、逞しく育つキッカケです。子どもの心と状況に併せた見守りは、子どもが生きる力をつける大切なケアと考えています。

【看取るケア】

その命を全うするステージです。

 

 

▼誕生と看取り
誕生も看取りも、昔は家庭の中にありました。いつの頃からか病院という特別な施設で扱うことが多くなり、家庭にあった命の場は失われました。しかし、場が変わっても家族の存在や人との関係性に変化はなく、子育ての中でも子どもの声を聴き、手をかけ時間をかけ、親子のコミュニケーションをとることは家庭の関係性を大切にする意味が含まれています。看取りも同様に、もっと声を聴きふれあいを持つ時間を設け、死を恐れず閉ざさぬコミュニケーションをとることが看取りにおける最初のケアではないか、と考えています。

▼看取るケア
誕生の時、本人は「オギャー」と泣いて生まれますが、周囲はその存在を喜び笑顔で迎え入れます。看取りは周りが悲しんでいても、本人は皆に感謝し、笑顔で最期を迎えることができます。命と生きるを考え、命を全うすることとは何か、命の伝達をどのように伝えていくか、チャイルドケアでは命のケアとして伝えていきたいと考えています。

 

~Child care~
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