『プレイセラピーと療育の違い』お立ち寄りいただき、ありがとうございます。プレイセラピーと療育の違いについてお話したいと思います【プレイセラピーとは】プレイセラピーとは、遊戯療法とも言われま…リンク子ども支援室 いろえんぴつ 

 


この記事を読んでいただけることが多いので、

(なんでだろう???)


さらに追加して、記事にしてみました。

(しかし、なんでだろう???)



プレイセラピーと療育は別のものです。

いや、本当は、、根源は同じかもしれません。

どっちだい?

一般的には違います。

どっちだい?


例えば、


遊びを通して発達を促すという広い広い意味では、

療育=プレイセラピーと言えます。


しかし、私は分けて考えています。
多くの臨床心理士さんたちも
そう言うだろうと思います。


記事にもあるように、
ベクトルの違いがあります。

療育は支援者から働きかける
プレイセラピー(遊戯療法)はお子さまからの発信、反応から始まります。

わかりにくいですよね。。。

簡単に整理してみました。

人への心理的ケア=心理療法

心理療法のなかに、
精神分析や認知行動療法のような手法の違いと
対象者の違いがあります。

成人向け:カウンセリング(その他の心理療法)
子ども向け:プレイセラピー(遊戯療法)

例えば、芸術療法(アーツセラピー)は
心理療法の手法の1つで、
成人向けにも子ども向けにも行われます。

療育の手法は、かなり範囲が広く、
一般的には教育的、認知行動療法的です。

芸術療法(アーツセラピー)でも、
グループで行う場合と個別で行う場合とで、
その意味合いは異なります。

グループで行う場合は、集団としての心の動きの影響を受けやすく、みんなで楽しく安全に行うためのルールやスキルが必要になります。
個別で行う場合は、より個人の内面を映し出すものになります。

グループだと、個別より教育的認知行動療法的、
個別だとプレイセラピー(遊戯療)的になります。


一人一人に合わせた療育はあっても、
一人一人に合わせたプレイセラピー(遊戯療法)という表現には違和感があります。

療育のなかには、
プログラム主導型のものもありますので、
それと区別するために、
一人一人に合わせたと強調する場合があります。

しかし、プレイセラピー(遊戯療法)は
お子さまのからの発信、表現で成り立つものです。
セラピストがこれをやりましょうと指示することはありません。

うーん。
やはり、わかりにくい。。。ですね。


これは、どうでしょう?

療育で描いた絵と
プレイセラピー(遊戯療法)で描いた絵の意味は異なると言えます。


療育では、描くテーマや道具が決められています。
プレイセラピー(遊戯療法)では、描いても描かなくてもよくて、やりたいならやるというスタンスです。
道具もあるものは自由に使えます。

◯◯の絵を描こう=療育
自由に描こう、描きたいなら描こう=プレイセラピー(遊戯療法)


少し、イメージできましたか?


いろえんぴつは
プレイセラピー(遊戯療法)も療育も行います。
お子さまのニーズに合わせています。

しかし、描画テストを行うときは別です。

※描画テストとは
絵を描いてもらい、
その絵から心の有り様を分析、解釈するものです。
また、描くことでの治療効果もあると言われています。
(機会があれば、描画法についても記事にしたいと思います)

アーツセラピー(芸術療法)のなかにも
色々な手法があります。

有名なのは、
箱庭、コラージュ、スクウィッグル、、、
音楽療法も芸術療法の1つです。

いろえんぴつには箱庭セットがないので、
箱庭はできません。
いつか、揃えたいのですが、
砂の問題もあり、、、なかなか難しいです。

コラージュは可能です。
コラージュもサイズややり方の違いがあり、
色々な方法があります。

しかし、
いろえんぴつは療法ありきではありません。


ある母子家庭のお母さまからのご相談でのこと。

とある相談室で、
お子さまの求め(同意)がないまま、
とある芸術療法を行っていました。
必死なお母さまは、
高額の料金を払い続けていらっしゃいました。

子どもが行きたがらない、
お金が大変、
このままでいいのかとのご相談でした。

お子さまに、お母さまに必要かどうか、
つまりは、
ご本人さまがやりたいかどうかの同意は
必須です。

私が描画テストをやろうと思っていても、
お子さまからやりたくないという意思表示、
言葉以外の表出があった場合は行いません

いろえんぴつでは、
知能検査もお子さまにきちん説明しています。
連れて来られて断れる状況ではないので、
きちんとした同意ではないかもしれませんが、
お子さまへの敬意をもって、
やらせていただいています。
検査は少しでも負荷を少なく、
楽しく(検査に影響しない範囲)、
やってよかったなと思える工夫や配慮をしています。


大分、話が逸れました。

お子さまの支援、ケア、療法など
さまざまなものがあります。
最新の、、、本当に色々とあります。
私も追い付けていないかも。。。

我が子のため
何かやれることから
迷うこともたくさんあるかと思います。

お母さまの勘、感、間を信じて、
お子さまに適したケア、支援を模索していってください。

意外と、お母さまたちは、
気づいています。
ただ、自信がないだけだと思います。

この記事が何かの参考になれば、
幸いです。

記事にしたいことがたくさんあります。
就学相談について、
しいたけその後(しつこい?)
ハリネズミその後、(笑)

なかなか追い付いていませんアセアセ

自分のペースで
気ままに、
綴っていきます。

いつもお付き合いくださり、
ありがとうございます照れ