『自分が変わらなければ、相手は変わらない』 | 『 幼児期の保育 は 人生の土台 』 posted by 子どもと保育(子育て・教育/幼児・学童)

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~家庭や保育・教育機関(幼稚園・保育園・小学校等)における、子ども[幼児・学童]の『子育て』と『保育・教育』~
☆子ども(主に幼児期~学童期)、家庭、保育・教育に関することを多くの人と語り合い、発信することを目的とします。

『自分が変わらなければ、相手は変わらない』
(2013.3.10 Sun.)

自分の身近にいる人の良さを知ろうとすることが出来なければ、
その周りの人の良さなんて到底見つけられない。

自分の身近にいる人を幸せにすることが出来ないのなら、
その周りの人を幸せにすることも出来ない。


勿論、子どもでも大人でも誰でも人間には合う合わないはある。
好きになれない人もいるのは事実。
だけど、この人この子は良いけど、この人この子は良くないなんてのは、どうだろう。
なぜ、そうなるかと言うと、大人になればなるほど色眼鏡で見てしまうから。

同じ人間であるのに、幸せにすることが出来ないのはなぜか。
それは、自分の思い、考え、欲望が強すぎて、相手を理解しようとしないから。

10個良いところがあれば、1個は直すべきところがあるはず。
10個直すべきところがあっても、1個は良いところがあるはず。
そこが見えるか見えないか・・・
ではなく、見ようとするか目をつぶるかということ。

相手を変えよう…なんて無理。
例え、相手が子どもであったとしても。
相手を変えたいのならば、相手が変わるように自分が変わらないと。
『自分が変わらないと、相手は変わらない』

しかし、努力をしてもなかなか報われないこともある。
色々な方法を試しても上手くいかないこともある。
また、自分が変わろうとしているようで自分の欲望を突き付けていることもある。
でも、もしかしたら、その方法では相手の理解が難しいのかもしれない。
だったら、更に方法を変えて繰り返し努力していくしかない。
人間だもの、一筋縄にはいかない。

だからと言って、努力しても変わらないと嘆かないこと。
今は行き詰っても、努力したことはいつか必ず報われる。
子どもに対しても、大人に対しても、自分自身にも。


もうひとつ言えること、
それは、大人が大人になりきれてないことがあるということ。
これは難しい問題だと思う。
だって、当人は気付かないし、指摘されても受け入れにくいから。
子どもは大人の背中を見て育っている。
大人が大人になりきれていない以上、
子どもは成長した時に大人になりきれるのだろうか?


だからこそ、相手が変わるために自分のレベルを調節して相手に接していく必要がある。
そうやって、『自分が変わらないと、相手は変わらない』。



今年度もそろそろ終わります。
来年度は更に、子どもにも保護者もに親にも友だちにも知り合いにも
色々な視点から“みて”理解していけるといいですね。


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