来年竣工する大阪の最新鋭高層ビルはとてもエコ | トシの都市ウォーカー:大阪の不動産鑑定士深澤俊男のブログ

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大阪にて建設中の高層ビルで、最先端の省エネ・環境技術が導入予定との報道があった。


一つは、2年後春に竣工すれば日本一の高さとなる「あべのハルカス」という阿倍野駅直上の複合ビル、

もう一つは、来春竣工予定の「グランフロント大阪」、いわゆる北ヤード開発のビル(A及びB)である。


前者が導入するのは、バイオガス発電で、

ビル内で出る生ごみを粉砕し発酵させてガスを取り出し、

発電に使う。

一日3トンの生ごみを想定した場合、発電量は最大1600キロワット時の見込み。


後者が導入するのは、大規模な自然換気システムで、

室内の暖かい空気を外に逃がしつつ、冷たい外気を取り込むもので、

空調負荷を減らす。

Aブロックでは水平換気の仕組みを導入、

Bブロックではビルの四隅などに設けた通気口から暖かい空気を外へ逃がす。

効果は検証中であるものの、同規模の標準的なビルを比較すると、

CO2排出量を3割程度減らせる。


不要となったゴミから発電すること、

街全体で大規模に自然換気を取り入れるなど、

これまであまりなかった試みを最先端の技術を用いて、最新鋭のビルで実施することは、

今後の告知や啓蒙活動のためのモデルケースとして、とてもよい事例になると思う。


断っておくが、何も多額の資本投下をしてエコを推奨しているわけではない。

特に、自然換気については、最先端の技術を用いずとも、古い中小ビルでも可能な方法である。

元々窓を開けることが可能な中小ビルで働く場合において、

自然風の心地良さを再認識するきっかけの一つになるのではないだろうか。


これらの最新鋭のビルの成果と波及効果に期待したい。


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