キッズクラス、英会話レベル1Bクラスで読み聞かせした本です。
この本は、アメリカの子供ならだれもが知っている童謡の歌を、Paul Zelinskyが仕掛け絵本にしたものです。 彼は、30冊以上もの絵本を出版し、コルデコット賞も受賞している有名な作家ですが、この本こそ、彼のマスターピースといっていいでしょう。
ニューヨーク市立図書館で、誰もが知っておくべき100冊の本の1冊にも選ばれています。
以前、桐生の先生に紹介していただいて、とても気に入ってすぐに購入しました。
きらきら光る表紙からしてステキ!ですね。わくわくします。
中を開けると、
The wheels on the bus go round and round, round and round, round and round around
バスの車輪が回る仕掛けになっています。
The dorrs on the bus go open and shut, open and shut, open and shut
バスのドアが開閉します。
The people on the bus step out and in, out and in, out and in
おばさんが、バスにinしたりoutしたりします。
The driver on the bus says, Move on back! Move on back! Move on back!
ドライバーが親指を突き立て後ろを指す仕掛けになってます。
そのほか、窓をup、downしたり、ワイパーがswish、swishしたり、乗客がでこぼこ道でbumpety-bumpしたり、赤ちゃんがwaah waah泣いたり、それをお母さんがshh、shh,shhとなだめたりするのです。
これを読んだ後、実際にお母さん、おばさんなどの乗客、ドライバーに役割分担して、歌いながらバスに乗った気分で、本と同じことをやりました。
これが思いのほか楽しいらしくて、大騒ぎでした。
この本は、幼児向きなので、キッズクラスだけに読み聞かせようと思っていたのですが、ためしに小学3-5年クラスにも見せたところ大うけの本でした。
仕掛けも楽しいし、絵もとてもいいのです。
他にもこのタイトルで、何冊か出版されていますが、この本が一番スバラシイ!
なによりそれを子供が証明してくれました。
