そういえば、3月11日に行われた東日本復興ライブのこと、書いていませんでした。
足利市のゴクラクヤで合計4バンドが演奏しました。
途中食事に行ったり、仲間たちとのおしゃべりに興じて、最初の3バンドあまり聞いてません。
ごめんなさ~い。
最後のとりは、もちろんお友達の幸造さん率いるザ・ウエイラズです。
この日ももちろんボブマーレーを歌ってくれたのですが、テーマは『贖い(あがない)の歌』
これはボブの歌の題名で、Redemption Song といいます。
『あがない』って難しい言葉ですよね。この言葉はジャマイカにいた時から、意味がよくわかりませんでした。
辞書で引くと、金品などを差し出して罪のつぐないをする、埋め合わせをする、贖罪する とあります。
「善行を積んで身の過ちを贖う」「財貨で罪を贖う」などのように使います。
ボブは、この歌で、
昔海賊たちによって商人に売り飛ばされ、奴隷船に詰め込まれてこの地にやってきた。
鎖でつながれたこころを自ら解き放そう。
原子力など恐れるな。
君にも歌ってほしい。
この自由の歌を
なぜなら、僕の歌ったすべての歌は贖いの歌なのだから。
と言います。
ボブが歌うすべての歌は、今まで苦しんできた黒人の歴史や奴隷制などを含めて人類が歩んできた、その罪を償うための歌なのだ、ということでしょうか。
う~ん、やっぱりボブはすごいなあ。
東日本被災者のために少しばかりの募金ですが、苦しんでいる人たちへ償いの気持ちを込めて送ろう!という
幸造さんのメッセージが、このボブの歌を聴いて伝わってきました。
素敵な夜をありがとう!
