モンロー研究所ではセッションが続くに従ってコントロールルームからの
信号音の周波数が上がります。
いままでの信号音だと体外離脱しても私たちの世界にしか行くことが
出来ませんでした。これからはいよいよ一歩外の世界に踏み出します。
そこでは死んだ魂たちとの遭遇も可能だということです。
モンロー研究所では一歩外の世界を、フォーカス23という領域から
フォーカス27という領域の5つに細分化し、次のように定義しています。
○フォーカス23・・・肉体を失ったばかりで死を認識できず受け入れられ
なかったり、地球の生命系に縛られて自由になれないでいる人たちが
このレベルに存在します。
○フォーカス24～26・・・信念体系領域ともいいます。いろいろな前提や
概念を信じる人間達が肉体を離れるとここに来ます。何らかのかたちで
死後の生命の存在を否定する宗教や哲学を信じる人たちもここにきます。
○フォーカス27・・・自由な精神の持ち主たちがあつまる場所。ここにきて
初めて次のステップ（輪廻転生）に向かうことができます。
レセプションセンターとか公園とか呼ばれており、受け入れを助ける
ための天使がいます。
この分類の中で興味深いのはファーカス26以下の領域です。自殺した
人は成仏できないでいるといわれますが、その人たちのフォーカスは
23という領域にいるわけです。また即死した人もここに多いといわれて
います。死ぬのはなるべくゆっくりの方が良いということです。
信念体系領域という分類も面白いと思います。何らかの考えに凝り固ま
った人は、自由な考え方になるまでこの領域でしばらく留まるというわけ
です。
被験者の中に、死んでしまった医者の友達に会ったという人がいるの
ですが、魂の不滅をどうしても理解できずに留まっていたという報告を
しました。とても信仰深いカトリック信者が「神父さんの教えてくれた世界
と違う。天国や地獄はどこにあるの？」と言いながら、信念体系領域で
さまよっていたという話もありました。
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それでも離脱できた人は全体の50％です（この数値は驚異的に高いらし
いのですが）。せっかくモンロー研究所に来ても離脱できないのは残念な
ことです。
一度離脱すると次のセッションからは比較的容易に離脱できるように
なります。
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さて一歩外の世界に行く時は興味深いことが起こります。
私はいつものように肉体を離脱し、15センチほど上にふわふわと浮いて
いました。そして一歩外に出るための信号音を待っていました。
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新しい信号音が聞こえた瞬間でした。私はゼラチン状の皮からさらに
離脱したのです。なんと、ゼラチン状の皮を脱いだ位置の上に浮いて
います。脱いだ場所は屋根の上だったり、庭だったりします。
それを脱ぐと、少し不定形なエネルギー体になります。それでも体の輪郭
を残していますが、違うのはイメージするがままの形に変形できる点です。
この時点になって、私はやっと肉体を捨てたという感覚を得ました。
肉体を捨てるという感覚は言葉に言い尽くせないものがあります。
無限の自由を獲得したような感じです。
男であるとか女であるとかの感覚も薄くなります。
「不思議の科学」森田 健 著作
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以前江原さんが良く「オーラの泉」という番組の中でそのゲストのお宅に
体外離脱してそのひとのへやの様子を見てきた。と言ってゲストをよく
驚かせていました。
印象に残っているのがお笑いタレントの”ひろし”の部屋に霊体で
お邪魔して、ひろしがレジ袋をクルクルまるめているのを見た、と
いって、ひろしが驚くシーンがありました。
あの番組は結構好きだったので（特に深夜放送の時）楽しみにして
いたんですけどね。
江原さんは自由に体外離脱が出来たんですね。
でも、死後の世界までいけたかどうかは解かりませんが森田氏はこの
本の中で（後の章になりますが）流産した息子に会っています。
またもっともっと大事な体験もしています。
”死を知る”ということは”今を生きる”に繋がるのではないでしょうか。
ただ、死を知る、と過去（前世）を知るということはここでは違うと
しておきます。
前世を知るというのは、ある意味、リスクが生じます。何故なら、
過去の自分は必ずしも善人であったかどうかは解からないということ
です。神の対話でも書かれていたと思いますが、自分が過去、殺人犯
だったこともあったとなれば、心が痛むのではないでしょうか。
それならば知らなかったほうが好い、ということにもなります。
だけど、今回生まれた目的はなんだったのでしょう。
何をするために、何を経験するために、人間として、生まれてきた
のでしょう。
それが知りたい、いや・・・知っている、魂は。
そう、気づいている、精神の自分は。
それは今したいことは何か、本当にしたいことは何か。
今したいことをやっているのであれば、それが生まれてきた目的。
なのですよね・・・・
はぁ・・・なんか全然タイトルと関係ない方向に進んでしまいました。
ごめんなさい。そして、最後まで読んでくれたことに感謝、ありがとう
ございます。