先日,倉敷市穂井田地区の桃の里に行きました。
倉敷市街地から西へ12kmの弥高山(307m)の南斜面の標高100mの丘陵
全体に桃が栽培されており花が3分~満開の状態だった。
写真①②③はほぼ満開。
①
②
③
写真④は「清水白桃」の品種で 3分咲きだった。
④ 清水白桃
清水白桃は岡山県で開発された品種で農家の方が丁度、樹木の周辺
を草刈りされていた、当地区では他に「ゆめ白桃」「川中島」「黄金桃」が
栽培されているそうです。
写真⑤は桃の栽培状況の一部ですが斜面大きな樹木がよく手入れされ
ており、こうゆう風景が丘のいたるところで展開している。
⑤ 桃の園
下図は、桃の里、穂井田地区の位置のイメージです。
背後の200~300mの山波の北側は、昨年水害被害のあった真備町や
小田川が流れている。
穂井田地区は、現在倉敷市になっているが昔は備中国下道郡だった。
また、当地は梨も栽培されており花はまだ「つぼみ」だったが、その横に
授粉用の花の「ヤーリー」という梨の一種が白い花を咲かせていた。
授粉用の別種があるとは知らなかった。(梨農園の方に教わった)写真⑥
⑥ ヤーリー
帰路、民家の庭先に黄色の連翹と花桃と思われる紅の桃があった。
<参考①>
桃はバラ科モモ属の落葉小高木で原産は、中国黄河上流高地で
日本では弥生時代後期より栽培されていると云われる。
<参考②>
岡山県の桃は、桃太郎伝説でも名前が知られているが、かっては全国で
一位の収穫高だったが工業地帯の開発などて現在は第6位だそうです。
1位 山梨県 39,000ton (2013年実績)
2位 福島県 29,000ton
3位 長野県 15,400ton 岡山県は約8,000ton
参考資料
wikipedia 桃の収穫量 etc
桃の農家の方、梨の農家の方 のお話