ワイルドターキー8年 / ジムビーム・デヴィルズカット | クラクラ倉吉 目が回りますね

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京都市在住の元倉吉市民です。いつに間にか大きく変貌してしまった生まれ故郷を、覚えているうちに記録しておきたいおっさんブログ(^^♪

 

 値段も手ごろで美味しいバーボンです。手ごろな価格とは言え、コンビニやスーパーで気軽に買えるバーボンに比べたら1.5~2倍程度の価格です。

 

 

 バーボンは熟成のピークが早くて期間が短いことが多いのですが、やはり8年の熟成期間となれば、味わいもグンと違って濃厚でリッチです。

ワイルドターキー8年はバーボン独特のインパクトが強さがあります。しかしバーボン特有のクセも濃厚な味わいのおかげなのかこなれた豊かな風味になっていると思います。

 

 

 ロックやストレートがおすすめですが、アルコール度数が高いのでハイボールや水割りで飲み易くするのもアリで、元が個性の強いしっかりした味わいなので、飲みごたえはあります。

 

 

 ウィスキーは樽熟成させますが、どうしてもある程度は蒸発してしまい、仕込んだ量よりは少なくなってしまいます。これを「天使の分け前」と呼びます。そして熟成しているうちに量が少なくなるもう一つの要因が「樽にしみ込む」ことです。木製ですから仕方がないです。こちらも呼び名があって「悪魔の取り分(デビルズ・カット)」といいます。どちらの名前も洒落ていますよね。

 

 

 このしみ込んだバーボンを特殊な方法で抽出して、他のバーボンとブレンドしたものがこの「ジムビーム・デビルズカット」です。

物は試しと初めて飲んでみました。美味しいのは間違いないと思いますが、ちょっと荒々しいというか無骨な味わいがあるのにライトな感じが同時にするので何だかつかみどころが無いなと言う印象ですね。

 

 

 個人的にはロックやストレートよりもハイボールがピッタリな感じがしました。無骨さが炭酸のおかげで整えられて、スカッと喉を通過する感じがとても良いです。

しかし「悪魔の取り分」ですか、、、それをさらに取っちゃうわけですからね。蒸発しちゃった天使の分け前は無理ですけど。悪魔さん、ありがとう(笑)

ブレンドする前の取り分を一度味わってみたいものです。