ペイジル・ヘイデン氏が1796年に創業した歴史のあるバーボン・ウィスキー・メーカーの主力商品。
オールド・グランダッドのブランドは3代目である孫のレイモンド・B・ヘイデン氏が、敬愛する祖父への想いから自社の主力商品に命名しました。
ラベルの肖像画は初代ヘイデン氏ですね。
アメリカの名前でよく見かける「〇〇ジュニア」の使われ方といい、自社の商品の名前が身内に由来するものだったり、古き良き時代のアメリカを感じられるような気がします。
現在ではバーボンのトップブランドであるジム・ビーム社が製造を引き継いでいるそうですが、製法は創業当時と変わらないそうです。
トウモロコシとライ麦の比率が、平均的なバーボンとは違い、抑え気味のトウモロコシに多めのライ麦という分量で、男酒というかドッシリとしてキレがあり、ガツンとした飲んだ感はたまりません。
ソーダ割も美味しいのですが、ストレートやオンザロックがよりおいしく感じます。
もうタバコをやめて何年か経つのですが、タバコとよく合うバーボンでしたね。勝手にウェスタンのイメージを思い描き、一人悦に入るのもオツなものでした。