阪急芦屋川から高座の滝を目指します。
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日曜日、おだやかな晴天とあって駅の広場には数名から数十名のいくつかのグループが集まっていました。
やはり人気のコースのようです。
芦屋川に沿って5分程登って行くと芦屋川が二股に分かれており道標に従って右に折れ橋を渡ります。
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更に5分程登って行くと再び道標があらわれ左の道を進みます。
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さらに登って行くと電柱に再び道標が。
本当に至れり尽くせりの案内で、道に迷うことはないです。
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この辺りは住宅街なので、過去に道に迷う人が多かったためこのような状態になったのでしょう。
住宅街をウロウロせずに真っすぐ通り抜けて下さいと言うことでしょうか。
住宅街を抜け谷沿いの左岸を山道に入ります。
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この道を20分程登って行くと、高座の滝手前に芦屋大悲閣があります。牡丹鍋が有名で、宿泊も手ごろな値段なので、阪神間の大学御用達の感があります。
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そこを過ぎると、高座の滝の茶店が二軒あり、ロックガーデン登山口に出ます。
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(茶店1 滝の茶屋)
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(茶店2 大谷茶屋)
イノシシ注意の張り紙が。
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熊ほどではないでしょうが、イノシシも猪突猛進で怖そうです。
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イノシシに山中で出会った人の話では、やはり野生の動物、動物園のイノシシとは違って迫力があり急いで逃げたそうです。
トイレはここに二か所あります。この先六甲山山頂手前までありません。
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高座の滝の横に堂宇があり、ここは昔修験道の道場として使われ、灘八十八ヶ所番外五番霊場となっています。
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(高座の滝)
滝の左上には登山家藤木久三のレリーフが刻まれています。昨年槍平を訪れた時、滝谷出合にも初登攀を果たした彼のレリーフがありました。
芦屋のロックガーデンの名付け親でもあります。
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(藤木九三のレリーフ)
ここまで阪急芦屋川から30~40分。
ロックガーデンへの登山口には小さな祠があり、登山の無事を祈って手を合わせます。
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(ロックガーデン登り口)
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(登り口の祠)
早速クライミングです。
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オーストラリアから来た家族が登っていました。
私の山靴を見て、同じKEENの登山靴を履いていると喜んでいました。
鎖場もありました。
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登るには鎖を使わない方が登りやすいでしょうが、下る時には重宝しそうです。
適度な間隔で道標があり、時には岩肌に〇や×が大きく赤い塗料で書かれていました。
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高座の滝から30分程で見晴らしの良いところに出ました。
芦屋から大阪湾の方向が良く見えます。
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岡本から登ってくる登山道がここで合流します。
ここまで来ればあと少しで風吹岩です。
ここからはロックガーデンの全容が見えます。
切り立った緑の樹林帯に大きな岩場が点在しており、ロッククライミングの格好のゲレンデになっています。
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(ロックガーデン)
そこから10分で風吹岩に到着です。
大きな花崗岩の岩山で、多くの人が休憩や食事を摂っていました。
ここを目的地にしている人も多そうです。
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(風吹岩)
ここから太陽と森の道を通り雨ヶ峠を目指します。
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登って行くと右手に芦屋カントリーのコースが見え隠れします。消えかかる記憶をたどると多分11番ホールです。
打ち上げの長いPAR4でグリーン手前のバンカーに時々打ち込んだのを思い出します。
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そこを過ぎるとイノシシ除けの鉄柵が三か所出て来て、芦屋カントリーを縦断することになります。
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最近は行っていないのでどのように変わったか見たくて、メンバーなので関係者ということで許していただき久しぶりにちょっと覗いてみました。
12番ホールの打ち下ろしです。
遠く芦屋の街並みと瀬戸内海が望めました。
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(芦屋CC 12番ホール)
風吹岩から登り続けること40分、やっと雨ヶ峠に出ました。
ロックガーデンの登りと、風吹岩からここまでの登りで結構疲れました。
ここは左に行くと本庄橋跡を経て六甲山最高峰へ続きます。
今回は右のルートを採り、東おたふく山を目指しました。
30分ほどで東おたふく山山頂に到着です。
山頂手前には、ススキの原っぱがなだらかな稜線を見せてくれ、その向こうに六甲山の山なみが見えました。
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(ススキ草原)
地元の人たちがススキ草原の再生をはかって努力をされているようです。
前回登った時は根笹が結構繁茂していたので、努力の成果が出てきているようです。
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東おたふく山からは大阪~芦屋~神戸の海岸線と瀬戸内の海が見えました。
風もなく温かいので暫し休憩、日向ぼこ。
このススキ原は絶景です。
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(山頂からの大阪湾方向)
東おたふく山からは奥池の方に下りました。
急な下りが10分ほど続くので、杖があった方が良さそうです。
急な下りが終わるとそのあと20分でバス停に着きます。
休憩を入れて5時間ほどの山歩き。
ロックあり、ゴルフ場あり、樹林帯ありの結構楽しい山歩きでした。
このぐらいのカロリーは消費したよねと自分に言い聞かせ、今日の仕上げは、ザ・ショートケーキとコーヒーでした。
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