京都建仁寺両足院の半夏生は今年も綺麗に咲きました。
(建仁寺両足院の書院前庭)
池の周りに半夏生の白が良く見えます。
暑さのせいか、昨年より早く盛りが過ぎようとしていました。
白い花と思しきものは葉で、この時期になると白く変色し美しい姿を見せてくれます。
海外から一時帰国した友人を案内しました。
葉と聞いて驚いていた友人も、よくよく見ると葉ですねと納得。
半夏生は半化粧とも書かれ、開花の時期になると周りの葉が白く化粧したようになり、開花が過ぎるとまた緑に戻ります。
白い葉のうてなの中に観音菩薩がおられるようにも見えます。
池の畔観音様の見え隠れ
(半夏生のうてなに佇む観音菩薩)