小雨が降ったり止んだりのお天気の中、高知県の仁淀川に行ってきました。
この川は渓流を遡って行くと、鮮やかなコバルト色に水の色が変って行き、仁淀ブルーと言われています。
水神の化身とされる大蛇伝説のある神秘的な「にこ淵」をまず訪れました。
100段ほどの階段を下りてゆくと、水量の豊かな滝壺が深緑色の静かな水面を見せていました。
季節や天候、時間によってその色は変わっていくようです。
見飽きることのない静かな雰囲気です。
にこ淵
次いで40分ほど離れた安居渓谷を訪れました。
渓谷沿いに遡って行くと、「水晶淵」が現れます。
水の透明度は高く、コバルトブルーの淵が広がっています。
これぞまさしく仁淀ブルーです。
安居渓谷 水晶淵
水晶淵に流れ込むのは砂防ダムからの水と「背龍の滝」からの透明な水です。
背龍の滝
背龍の滝は高いところから落ちる水が中ほどの岩盤で一気に広がり、まるで龍の背中の鱗を思わせます。