八ヶ岳美術館 | 昼下がりのビンカミノール

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友人たちも時々投稿して楽しんでくれています。
観点が異なるので、多重人格と思われるかもしれませんが、
大丈夫です。
安心してください。

 長野県から山梨県に広がる八ヶ岳山麓には幾つかの美術館がありますが、その一つに八ヶ岳美術館があります。

 ペンションの村として一時人気があった原村にあり、全国でも珍しい村立美術館です。

 

 

  (八ヶ岳 主峰の赤岳と阿弥陀岳)

 

 

  (遠く甲斐駒ヶ岳、南アルプスを望める)

 

 ここは、清水多嘉示氏の彫刻や絵画が中心に展示されています。

 

 

  (八ヶ岳美術館入口)

 

 訪れた時は丁度、寺坂公雄氏の個展が開かれていました。

 

 

 

 寺坂公雄氏は八ヶ岳山麓の自然に惹かれ、数多くの風景画を残しています。

 

 館内の天井にはレースが掛けられており、ゆったりした空間に彫刻や絵画が展示されており、幻想的な空間が演出されています。

 

 

  (館内 ホームページより)

 

 

  (館内 ホームページより)

 

 館内で絵画や彫刻と並んで半分近くのスペースを取って展示されているのは、縄文土器や石器、土偶です。

 この八ヶ岳山麓は縄文遺跡が数多く発掘されており、日本有数の民俗学博物館ともなっています。

 

 

  (縄文土器 ホームページより)

 

 撮影禁止なのでお見せ出来ないのが残念ですが、この時代にこれほど巧みな技が使われていたことに驚きます。

 近年、文化が発展し人間は進歩しているように思っていましたが、人類の進化の歴史の中では全く小さな変化でしかないことを感じました。

 

 美術館の周りは散策路になっており、散策路に沿って清水多嘉示氏のブロンズ像が点在しています。

 館外は撮影が許可されていましたので、いくつかを紹介します。

 

 

  (緑のリズム)

 

 

  (爽(さわやか))

 

 

 

  (躍動)

 

 

  (母子像)

 

 

  (メディタッション 背景は八ヶ岳美術館)

 

 八ヶ岳の風を感じながらの散策は心の落ち着きを取り戻せます。