蓮の花と五重塔 | 昼下がりのビンカミノール

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新コロナ禍で自粛生活のつれづれに、思いつくままブログに書いています。
友人たちも時々投稿して楽しんでくれています。
観点が異なるので、多重人格と思われるかもしれませんが、
大丈夫です。
安心してください。

 出張の行きかえりに、新幹線に乗り京都駅に近づくと東寺の五重塔が見えるのが楽しみでした。

 今まで訪れる機会がなかったですが、今回蓮の花が綺麗に咲いていると聞き、初めて訪れることにしました。

 京都駅の八条口(新幹線側)を出て、そのまま八条通りを西に10分ほど進むと東寺に着きます。

 

 東寺は正式には教王護国寺といい、平安遷都の際に国家鎮護のために建てられたお寺です。

 その後、空海(弘法大師)に下賜され真言密教の根本道場として発展してきました。

 

 八条通りを南に入ったところに慶賀門があり、そこを入ると左手に蓮の花が咲く池のほとりに出ます。

 

 

 

 極楽浄土を想わせます。

 

  

 

  

 

 小雨の中、綺麗な花を咲かせていました。

 

 

 

 蓮の向こうに見えるのが五重塔。三層に見えます。

 

 

 

 少し移動すると四重の塔に見えます。

 

 

 

 百日紅の花が綺麗に咲いていました。

 

 

 

 瓢箪池越しの五重塔。ここまで来てようやく五重塔に見えます。

 高さ55メートル、木造塔としては日本一の高さを誇ります。

 青紅葉が綺麗です。

 

 

 

 瓢箪池では二匹の亀が仲良く顔を寄せ合っていました。

 

 

 

 蓮の花越しの講堂。

 ここには、大日如来を中心に五智如来をはじめ五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天の

二十一躯の仏像が安置されており、立体曼荼羅を表現しています。

 

 

  (講堂全容)

 

 東寺の北大門出ると櫛笥(くしげ)小路に出ます。

 櫛笥小路は平安時代そのままの道幅が残っている京都で唯一の小路です。

 右手に観智院があります。

 観智院は東寺のみならず真言宗全体の勧学院となっており、多くの優れた学僧を輩出しています。

 ここには宮本武蔵の「鷲の図」と襖絵「竹林の図」が描かれていることでも有名です。

 

 

  (観智院)

 

 

  (観智院の庭越しの五重塔)