こんにちは、たえです。

 

今日は「ウツ抜けしたいなら、自分にやさしくしよう」と言うお話をします。

 

人の成長に一番大切なのは、安心感です。

 

幼少期に、ご両親、特にお母さんにたくさん甘えられたこどもは、

 

自然と自己肯定感が身につきます。

 

「私は、存在するだけで愛される」と思えます。

 

何かができなくても、このままの自分でいいんだと心から思えます。

 

なんの疑いもなく、この自分でいいと思える人は、ウツになりにくいです。

 

自己肯定感、このままの自分でいいと思える感覚は、

 

幼少期に親によって育ててもらえなくても、自分で育てることができます。

 

「自分にやさしくする」ことで、自己肯定感を育てることができます。

 

自分に厳しくしない、自分にとことんやさしくする。

 

自分のすべてを受け入れます。

 

人はいい面もあり、悪い面もあります。

 

本当のことを言えば、いいも、悪いもありません。

 

それは、ただの特徴で、あなたの個性です。

 

誰かにとって「都合がいいか、悪いか」だけの話です。

 

私たちは小さい頃から、団体行動をさせられます。

 

その中で、てきぱきできない、周りと同じくできない子は、ダメな子というレッテルを貼られます。

 

集団生活から逸脱する行動をとると、「発達障害かも」と言われてしまいます。

 

発達障害とまで自由行動をしない子は、必死になって周りに合わせていきます。

 

必死になって周りについていく、それで疲れ果ててしまうんですよね。

 

今思えば、私は発達障害グレーで(当時は発達障害と言う言葉もありませんでしたが)

 

周りに合わせるのことで必死でした。

 

内向的で、人と関わるのが下手、緊張しいで、大勢の中にいると萎縮してしまうタイプです。

 

そんな自分をダメな奴と思ってました。

 

外交的になりたい、誰とでも仲良くなれる人をうらやましく思ってました。

 

自分にダメ出しを常にしていたので、自分の中に「安心感」が育ちませんでした。

 

自己肯定感を育てるために必須である「自分にやさしく」するを、

 

まったく、できませんでした。

 

だって、こんな嫌なダメな自分を肯定するなんて、自分自身ができないからです。

 

自分の短所を受け入れるなんて到底できませんでした。

 

短所を治そう、治そうとしてました。

 

内向的な自分を外交的にさせようと、頑張ってました。

 

けど、それらは無駄な努力でした。

 

外交的になれなくても、それっぽく行動したときもありました。

 

今思えば、そんなことは、しなくてよかったんです。

 

内向性は、その人の特徴のひとつにすぎず、

 

内向的な性格や、発達障害的な特徴は、

 

独自性があり、クリエイティブなことができる可能性満載の宝の山なんです。

 

私は、人に合わせて行動する、そつなくこなす、、はものすごく苦手です。

 

できる人は、すごいなあと思います。

 

でも、

 

できなくてもいいんです。

 

できる人がやればいいんです。

 

今は、そう思えます。

 

そう思えた時、あなたはウツから脱却できます。

 

それには、

 

自分にやさしくする。

 

これが、一番効きます。

 

自分にやさしくできない自分にも、やさしくします。

 

自分に厳しくするといい、、、

 

これは、脱ウツの段階ではしてはいけません。

 

鬱になるほど、自分が弱っているのですから、

 

自分に厳しくするのは、誤りです。

 

「自分にやさしく」します。

 

自分を受け入れます。

 

長所も短所も、すべて受け入れます。

 

短所を受け入れられないと言う方は、

 

まずは、自分のことを眺めてください。

 

自分を観察します。

  • 自分って、こんな風に思うんだな
  • あ、今、緊張してるな
  • 人としゃべるの苦手だな
  • この人、苦手だな
  • この人は、好きだな
  • なんか、いやだな
何も感じていないようで、
 
常に、色々感じているし、感情が動いていて、いろんな考えが浮かび上がっています。
 
これを全部、自分が拾ってあげます。
 
拾い上げて、「そう感じているんだね、そう思っているんだね」
 
と、自分に声がけしていきます。
 
そうしていくうちに、
 
段々、自分が落ち着いてきます。
 
自分に安心感が生れます。
 
自分をいつも見守り、自分の感情を拾ってくれた自分に対し、
 
安堵感がでて、嬉しい感情が湧いてきます。
 
自分の言うことをきいてくれたことで、自分を大切にしてくれたと感じます。
 
私は、これでいいんだと、、思えるようになってきます。
 
「自分にやさしく」ができる人は、それで充分なのですが、
 
私のように、過去ずっと自分にダメ出ししてきた人は、
 
「自分にやさしく」ができません。
 
そんな人は、「自分を観察する」ことから始めてください。
 
ひたすら、自分の感覚、感情、想い、考えを拾ってあげてください。
 
拾ったら、「ああ、そう感じてるんだね、そう考えるんだね」
 
と言ってあげてください。
 
ただ、それだけです。
 
自然に浮かんでくる、感情、想い、考えに、いいも悪いもありません。
 
もっと言えば、すべて正しいです。
 
自然と浮かんでくる、感情、想い、考えには、
 
あなたがこれから生きていくうえでのヒントがちりばめられています。
 
自分自身を生かし、自分が社会貢献できるなにかは、これらに隠されています。
 
今、鬱だったり、生きにくいと感じる方は、
 
ぜひ、「自分を観察する」ことをやってみてください。
 
何ができなくても、今までうまくいった成功体験がなくても、
 
勉強が苦手でも、運動が苦手でも、全く問題はありません。
 
スピ的な言い方になっちゃいますが、
 
あなたが生れてきたことには、ちゃんと意味あがって、
 
この時代に、この国に、この親の元で、生れてきました。
 
大げさな話になっちゃいますが、
 
あなたはこの時代に必要だから生れてきました。
 
だから、自信をもってください。
 
でも、今、自分に自信が持てなくても、全然大丈夫です。
 
まずは、自分を観察することから始めてください。
 
かならず、うつは治ります。
 
この文章が、あなたが元気になるきっかけになれたら、嬉しいです。
 
今日一日が、あなたにとって実りある一日になりますように。