こんにちは、たえです。

 

今日は映画のご紹介です。

 

「許された子どもたち」

 

いじめられた子が亡くなったにもかかわらず、

 

「刑罰を許されてしまった」いじめっ子のお話です。

 

 

おすすめにあがってきて、たまたま見た映画でしたが、

 

引き込まれるように最後まで見てしまいました。

 

見た後の感情はあまりいいものではありませんが、

 

色々考えさせられました。

 

もしよかったら、見てください。

 

ここから、私の感想です。

 

ネタばれが含まれますので、ご覧になりたい方は先に映画を見てください。

 

主人公になるいじめっ子の男の子は、やんちゃな部分はあるけれど、

 

お母さん子で家では優しい普通の少年です。

 

いじめられた経験もあり、母親はこの子が人をいじめるわけがないという先入観があります。

 

防犯カメラの映像もありますが、物的証拠がなく、本人の陳述が手掛かりになってしまいます。

 

母親は、犯行日の息子の帰宅時間を偽って証言をし、

 

弁護士の働きもあり、いじめっ子は「不処分」無罪になってしまいます。

 

裁判では無罪になりましたが、ネット民や近所の人は黙っておらず、

 

家にらくがきされたり、取材が沢山きて、家にいられなくなり、

 

引っ越しを繰り返していきます。

 

私がこの映画で一番いきどおったのは、

 

このいじめっ子の母親の溺愛振りです。

 

自分のこどもが可愛い、、それは分かります。

 

であれば、この子が「罪」をまぬがれ、見せかけの安泰で生きていくより、

 

真実を受け止めさせ、罪をつぐなわせる、、これが大事ですよね。

 

当たり前ですけどね。

 

母親としては苦しい選択になりますが、、それが人の道です。

 

あと、弁護士も酷かった。

 

犯罪者側にも弁護はつきますが、あきらかに人をあやめているのに、

 

無罪にするために動きます。

 

そして、繰り返す引っ越し中、夫婦でまともに会話できず、

 

結局、旦那は逃げてしまう。

そして一番理不尽だったのは、殺された側の家族に対する

 

第三者からの攻撃です。

 

家には、嫌がらせの張り紙やらくがきがされていました。

 

被害者側の家族として、テレビ取材を受けたり、裁判を起こしたり、

 

本を出版していましたが、

 

それが、一部の人達に「金儲け」ととられたようでした。

 

きちんと罪を裁かなかったばかりに、

 

いじめた側、いじめられた側双方が嫌な目にあい、家族の人生が狂っていきます。

 

脚本は、実際に起きた4つのいじめの事件を取材し、書いたようです。

 

そういった事実もあり、映画では表現したんだと思います。

 

今は、ネット民や第三者が正義をふりかざし、ものすごく非難をします。

 

もちろん、いじめはダメです。

 

私は、いじめた側に正当な理由なんてないと思っています。

 

けれども、今回の主人公はまだ心にまともな部分があった。

 

でも、周りの大人が最初の時点で、丁寧にこの事件を取り扱わなかった。

 

そのため、彼は更生する場が持てなかった。

 

そんな中でも、被害者のお母さんと引っ越した先の女の子、

 

この二人が彼と向き合ってくれました。

 

こういう大人や友達が身近に入れば、

 

彼もこんなことになってなかったのではないか、、、と思いました。

 

難しいですね。

 

ものごとを単純化して見て判断してはいけないなと改めて思いました。