こんにちは、たえです。

 

今日は今、精神的に苦しい想いをされている方向けにお話します。

 

私は、小さい頃から内向的で人見知りで、人づきあいが下手でした。

 

うつの状態でいることが日常で、心が晴れる日が年に数回でした。

 

色んな本をよみ、うつから脱出しようと試みました。

 

しかし、なかなかうまくいきませんでした。

 

普通に生活している人が私には神業に見えて、うらやましかったです。

 

結婚して、こどもを産んで、50歳を過ぎても、鳴かず飛ばず生きるのが下手で

 

自分の中に安心感がうまれませんでした。

 

去年1年間は本当に酷くて、どうやったら抜け出せるのか全くわかりませんでした。

 

生きていても仕方ない、こんなに苦しいなら死んだ方がマシだと思っていました。

 

でも、今は、死ななくてよかったと思っています。

 

なぜなら、毎日が充実して、楽しいからです。

 

どうして、そうなれたのかは、ここ1か月に書いた記事にありますので、

 

お読みいただけると、幸いです。

 

どうしたら元気になれるかを、簡単に言うと、

 

「自分を大切にすること」を継続してやり続けることで元気になれます。

 

「自分を大切にすること」をやり続けると、必ず心が本来の元気を取り戻します。

 

そして、今日お話ししたいことは、

 

「今、精神的に病んでいる経験は、絶対に無駄にならない」ということです。

 

病んでいる時、自分の今の状態を憂いて、「何もできてない自分」に焦りがでると思います。

 

過去に元気に仕事をされていたり、プライベートも充実されていた経験があるなら、

 

なおさらだと思います。

 

今の病んでいる状態に、落ち込むと思います。

 

でも、この経験は、絶対に無駄にはなりません。

 

今回、病んだのは、

 

「今の自分の考え方、生き方が、少し間違っているよ」と、神様が教えてくれたと思ってください。

 

自分を振り返ってみて、何かうつになるきっかけがなかったか考えてみてください。

  • 自分に合わない生き方、環境に、自分の身を置いていないか
  • 自分の性格にそぐわない理想を追い求めていないか
  • 親の言うこと、世間の常識に合わせて、無理をしていないか
  • 自分をぞんざいに扱ってないか
  • 人を優先して、自分を我慢させてないか
  • 人と比べてないか
  • 人の評価を気にしてないか
  • 自分の大切さに気付いているか
自分を振り返ってみると、何かきっかけがあるはずです。
 
そのきっかけを無視して、無理に社会に適合させていこうとすると、
 
本来の自分が認めてもらえなくて、どんどん苦しくなります。
 
ウツは、自分の心が悲鳴をあげてくれた結果です。
 
自分を振り返り、きっかけを見つける作業、、これは大事ですが、
 
今現在、本当に辛い方だと、
 
振り返ることが厳しいという方もいらっしゃると思います。
 
例えば、今、
  • 人と話せない
  • 外に出られない
  • ベットから起き上がれない
  • お風呂に入れない
  • 何も考えられない
  • 不安で仕方がない
そういう方は、まずゆっくり息を吐き、深呼吸して、
 
自分が満足するまで、寝てください。
 
引きこもってもいいんです。
 
心が少し落ち着くまで、今まで無理してやってきたことを
 
できる範囲で、やめてください。
 
そして、ほんの少し、なにかできそうな状態になったら、
  • ベランダに出てみる
  • 好きなプリンを食べる
  • 窓から空を見上げてみる
  • 夜なら月をながめてみる
  • 大きく深呼吸をしてみる
ほんの少しでいいので、五感を働かせることをしてみてください。
  • 何かを味わって食べてみる
  • 水道の蛇口を乾いた布で磨いてみる
  • 今すぐできそうな、小さな小さなことをしてみる
1ミリの小さな変化でいいんです。
  • 本を1行だけ読む
  • ゴミを1個拾う
  • テーブルに置きっぱなしになっていたコップを流しに置く
  • お水を味わって飲む
一般的にいいと思われていることをすると、段々調子があがってきます。
  • 掃除をする
  • 人に挨拶をする
  • 笑顔をつくる(作り笑顔でいいんです)
  • 人に親切にする
  • ありがとうを言う
  • 仏壇に手をあわせる
  • 神社にお参りする
以上のことをすると、運勢があがってきます。
 
特に「ありがとう」の効果は絶大で、
 
100回を目指して、人に「ありがとう」と言ってみてください。
 
普段、言わない場面でも言ってみてください。
  • コンビニでおつりをもらうとき
  • 人にドアを抑えてもらったとき
  • 人にありがとうと言ってもらえたとき
  • 朝起きたとき、今日も無事朝をむかえられたことに
  • こどもや家族が存在していることに
  • いつもと変わらず、生活が送れていることに
  • 夜、無事に一日が終えられたことに
ちいさいことでいいので、「ありがとう」を言ってみてください。
 
100回超えたあたりから、気持ちが落ち着いてくるというか、
 
「私って結構恵まれてるかも」と思えるようになっていきます。
 
「ありがとう」と思える良いことが起きるので、自然と感謝するようになります。
 
自分は恵まれていたんだということに気が付くようになります。
 
実は、不満は自分が作っていたことに気が付きます。
 
本題から離れて、運が良くなることまで書いてしまったので、
 
大分、文章が長くなってしまいました。
 
今日言いたかったことは、
 
今、苦しい状態であっても、自分の行い、考え方によって、現状を変えられるということです。
 
そして、今のこの苦しさは、後になって絶対に役に立つということです。
 
私は、去年一年間うつで、本当に苦しくて、死んでしまいたいと思っていましたが、
 
今になって思うのは、その苦しさを経験してよかったということです。
 
なぜなら、もうその苦しさは二度と経験したくない、
 
だから、自分をないがしろにすることは、絶対にやめようと思えたからです。
 
あまり苦しくなかったら、いままでの考えに戻って、また以前の状態を繰り返します。
 
死ぬほど苦しい経験をしたことは、私にとってはとてもよい経験でした。
 
悪いことも、無駄にはならない。
 
全ての経験は、全部今の自分につながっています。
 
もし、今、あなたが苦しかったら、その苦しさを感じ切って、
 
今、自分ができる小さな小さなことから、始めてみてください。
 
かならず、良くなっていきます。