こんにちは、たえです。
今日は、いじめについて話そうと思います。
先週の土曜の夜、
息子から「小6の時、いじめられていた」と聞かされました。
家では普通に過ごし、楽しそうに学校の話もしてたので、私はいじめがあったことに気づきませんでした。
ただ、小学校の卒業式で友達と別れを惜しむ感じがありませんでした。
式のあと、校庭での自由時間に一緒に写真を撮った子はひとりいたけれど、それきりでした。
中学校が始まって1週間、小学校の時のいじめを告白されました。
最大6人の子に同時にいじめられたと。
最後はぶちぎれたと話してました。
息子は、もう済んだことのように話したので、私は深堀りしませんでした。
今後の同じようなことがあるかもしれないので、こどもに伝えました。
- いじめる奴は、ろくでもない奴だと。
- 学校はものすごく狭いコミュニティーで逃げれない環境で辛くなりやすい。
- 男はガタイのいい奴にはひれ伏すので、身長を伸ばし筋肉をつけること
- 今後いじめられたら、私か先生に話すこと。
私自身、人をいじめたこともあるし、いじめられたこともあります。
人は理由なくいじめます。
私が小学生のとき、少しおませな女の子がいてクラスから浮いていました。
うらやましさがあったのかもしれません。
その子は仲間外れにされたり、意地悪なことを言われていました。
そんな中、転校生が来たことで状況が変わりました。
転校生がその子と仲良くなり、転校生自体がおもしろい子だったので、人が集まっていじめがなくなりました。
いじめに加担する子は、自分がハブられないためにする場合もあります。
うちの子は、まじめな性格で、やんちゃなクラスメイトに注意することもあったようです。
同級生にうとまれたのかもしれません。
実際、クラスは学級崩壊があり、小6になっても歩き回る子がいました。
息子は、おとなしく席に座り、先生の授業を聞く子だったようです。
5年生の時、個人面談で、先生に「助かってます」と言われたことがありました。
席に座って授業を聞くなんてごく当たり前のことで、感謝される意味がわかりませんでした。
でも、6年生の秋、その意味がわかりました。
学年主任でもある中堅の担任の先生が10月末を最後に学校に来なくなりました。
副校長の話によると、メンタルを病んで来れなくなったそうです。
卒業式の1週間前に復帰したのですが、担任から外されました。
ものすごく荒れたクラスだったようです。
息子は私立中学に入学したので、その同級生と同じ中学に通うことはありません。
受験してよかった、別になってよかったと心から思いました。
もしかしたら、受験のせいで、放課後に友達と自由に遊ぶことがなかったからかもしれません。
「なんで、いじめられた時に、言ってくれなかったの?」と聞くと、
親に心配をかけたくなかったと話しました。
いじめられた事実を聞かされた時、私はショックで悲しかったです。
私は高校2年の時、いじめにあったので、気持ちは分かります。
息子も今後またいじめられることがあるかもしれません。
いじめは心が未発達の貧しい人間がやることなので、相手にしなくてもいいのですが、
学校の狭い環境の中で生きなくてはいけないので(もちろん辞める選択もありますが)
今後同様のいじめがあった場合どう対処すればいいのかを一緒に考えなくてはと思いました。
始まったばかりの中学生生活を楽しんでもらいたいから、このいじめを教訓にしてほしい。
強くなってほしいです。
おかげさまで、息子は今とても元気に楽しそうにしています。
子どもと一緒に自分も成長できたらいいなと思っています。