お昼過ぎに自分の部屋に帰るときがやってきました
今日1日はここで泊まり、明日退院出来るとのことでした


両親は帰宅し、主人と休むことにしました
お昼ご飯が運ばれてから少し食欲が戻り口にすることができました。

出産後すぐに母乳を止める薬と、子宮収縮剤を渡され服用しました。

主人も徹夜していたので布団やら毛布を借りて寝ることになりました
お昼ご飯を食べて私も2時間ほどウトウトしてましたが直ぐに目が覚めてまだ現実を感じられずにぼーっと考えていました

ペタンコのお腹を見てもう、ちくたろうはお腹にいないんだ

そう思うと悲しくなりまた涙が出てきました。

夕方になり夕食が運ばれ、主人も近くのスーパーで食事を買いご飯を食べてゆっくりしていました

世の中ではアメリカ大統領がトランプになるのかクリントンになるのかでテレビも持ちきりでした
その時の私にとっては、どうでもいい話にしか聞こえませんでした

つい3週間前まで主人と死産について話していたところなのに....
私自身もツイッターでその話について書いていたのを思い出します

なぜ私がこんな目に?
32周までの死産率は6%と少ないながらもその確率に入ってしまった自分がすごく嫌でした



夜に診察室に主治医に呼ばれ、経過を診察していただき
息子の死因について話されました

結局、とりあげたところ足にへその緒が二重ほど巻いていたこと
ちくたろうのへその緒からへそにかけての太さが少し通常の太さより細かったこと

小さい時はその細さでも耐えれてたが成長することにより栄養や酸素が届きにくくなっていて、足に絡んだせいで余計に...

これらの不運が重なり酸素が運ばれなくなって心拍停止になったとそう説明されました

私自身は悪露も少なく子宮の戻りも良いから、少し期間をあければまた妊活できるとのこと
今回は赤ちゃんに問題があったわけではないので次の妊娠に影響はないとのこと

その説明を受けて部屋へ帰りました。

原因不明だと思っていた分、理由が分かり少しほっとしました。



胎動が激しかったしお腹を毎日蹴りまくってたから絡まっんだね
そう主人と話しながら最後の胎動を日曜日の夜にムービーに撮っていたのを思い出しました



そらからは結局眠れぬ夜を過ごし、夜中まで付き添っていただいた助産師さんに感謝の手紙を書いて朝を迎えました



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