自然豊かな黒木町笠原地区の里山
で、
地球に優しい農業や林業を体験するプログラム。
そして、里山で取れた新鮮な食材を使った伝統料理に舌鼓を打ちます。
山村塾は、都市と農村の住民が一緒になり環境に優しい米づくりや
豊かな生態系が息づく森づくりを通じて、山村の環境を守るグループです。
また、今回は、笠原東交流センターえがおの森に滞在している
ワーキングホリデーのお兄さん、お姉さんがサポートしてくださいます。
スロバキアから来ているバルビーさんやニュージーランドから来ている
リンダさんなど、国際交流もできる魅力的なプログラムになりました。
最初に、このプログラムの期間中に使用する食器を作るため、
竹を切りにいきました
竹は繁殖力が強いのでこまめな手入れが必要なのですが、
人手不足から放置されることが多くなり、
その結果荒廃竹林が問題になっています。
竹を割って箸を作ります。
今回はチルキャン常連の子が多いので、結構手慣れています。
チルキャンに参加することで、だんだんたくましくなってくれている
ようで、うれしいですね![]()
食器ができたら、お昼ご飯です。
メニューは鴨肉入りサラダ、シチュー、カボチャサラダ、五穀米です。
とってもヘルシーなメニューです。
常連のユウキは大食漢。今日ももりもり食べています。
腹ごしらえが済んだら、農作業です。
車でさらに山の上の畑に移動しました。
ここでは、地球に優しい野菜づくりをしています。
今晩の食事の食材を収穫します。
ますは、キャベツ
です。
一言でキャベツと言っても、いろいろな種類があります。
グリーンボール、ちりめんキャベツ、芽キャベツなど。
それぞれの特徴によって、サラダにしたり、ロールキャベツにしたり
使い分けています。
その他に、小松菜や水菜など、いろいろな野菜を収穫しました。
常連のタクミは、それらの野菜の名前を当てることができました。
スゴイ![]()
野菜収穫が終わったら、畑の上にあるみかん畑でみかんを
採って、その場でいただきました![]()
実はこのみかん畑。後継者がいなくて、
放棄されているものなんだそうです。
笠原地区は過疎化が進んでおり、耕作放棄農地が増えているそうです。
畑では、虫に喰われたキャベツの葉っぱや
しなびた葉っぱを集めました。
合鴨のエサにするためです。
山村塾では、稲づくりに農薬を使わず、
鴨に雑草や害虫を食べてもらっています。
山村塾の活動拠点四季彩館の少し上に、カモハウスがあり、
その鴨たちに、先程畑で集めた野菜の葉っぱをあげました。
みんな我先にエサめがけて集まってきます。
先程お昼に食べたカモ肉、実はここで飼われていた鴨なんです。
飼っていた鴨を食べるなんで残酷なように思えます。
でも、私達人間は、他の動物や植物の命を奪い、
いただかなければ生きていけません。
それが現実である以上、いただく命に感謝しながら
食べることが大切です。
そして、どこで誰がどのようにして育てたのかわからないものを
食べるよりも、自分達で育てたものを食べる方が安心安全だと思います。
自分が食べる野菜に、農薬をたくさんまこうとは思わないでしょ。
自分が食べる生き物に抗生物質を飲ませたりはしないでしょ。
もちろん自分ですべての食材を育てるなんてことは不可能です。
でも、自分が知っている生産現場で作られたもの、
自分が信頼する人が作ったものなら、安心できます。
遠~い異国の地で作られたものは、それが本当に安全なものなのかはわかりません。
それに、遠~い異国の地で作ったものは、船やトラックで運んで来なければなりません
その過程で石油燃料が消費され、二酸化炭素が排出されます。
二酸化炭素は地球温暖化を促進します。地球温暖化は異常気象をもたらします。
そう考えていくと、近くで作られたものを買って食べる方が、
地球にも自分にも優しいということになります。
それが、地産地消であり、フードマイレージという考え方です。
先程、笠原地区で耕作放棄地が増えていると書きました。
過疎化による農業の衰退は笠原地区だけに限ったことではありません。
平野部でも、後継者不足などで、農業、畜産業の現場が疲弊しています。
私自身が食べるものを、海外に依存していいのでしょうか![]()
説教臭くなってしまいましたが、次は晩ご飯づくりです。
晩ご飯のメニューは、猪鍋に新鮮野菜のかき揚げです。
畑から採ってきた食材を調理します。
最後は味噌で味付けします。
お腹ぺこぺこなので、早速いただきます。
石をはぐると、沢ガニなど、いろいろな生き物がいました。
その後、肝試しをしましたが、子ども達はあまり恐がりませんでした。
つまらいなぁ~![]()
2日目は杉の間伐をしに山に行きます。
朝ご飯を食べたら、お昼用に、にぎりめしを作ります。
大食漢のユウキはおむすびを10個も作りました。
本当にそんなに食べるの?
ヘルメットをかぶったら、ノコギリを持って杉林に入ります。
針葉樹林の中は、日が差さず薄暗いです。
下の方の枝を枝打ちします。
良質の木材を得るためには、枝打ちが必要なんです。
また、杉同士一定の間隔をあけなければ大きく育たないので、
間引きをします。このように曲がった木は、切り倒します。
このように杉林はきちんと手入れしないと、木材をとして利用できません。
木材を得ることができないだけでなく、手入れをしないと土砂崩れを引き起こします。
間伐を行わないと日光が地面まで届かず、下草が生えないので、
保水力が低下するからです。
そして山が荒れると、下流域に水害をもたることになります。
下流域の街で暮らしていると、上流の山が荒れても私達の生活には
関係がないと思いがちですが、実は影響が及ぶのです。
だから、最近矢部川の下流域にある柳川市の住民が、黒木町や矢部村で植林活動を行ったりしています。
筑後川でも同じような活動が行われています。
山仕事をしたらお腹ぺこぺこです![]()
棚田を眺めながら、朝作ったおむすびをいただきます。
ユウキは自分で作った10個たいらげただけでなく、
スタッフの分までたいらげてしまいました![]()
四季彩館に戻って2日間のまとめをします。
班ごとに壁新聞を作ります。
最後にみんな一言ずつ感想を発表してもらいます。
とても充実した2日間でした![]()























