世代のギャップという話。
時代の価値感があります。
昭和と平成。
昭和と令和。
平成と令和。
もう一つ、戦前、戦後と
それ以降というのも日本人の中に
大きくあります。
一概にはいえませんが、
70代以上の人と、その子どもとの
間の価値観の違いが大きいように感じます。
それは封建的な家制度がまだ村社会の
ようにあった時代。
個人の違いよりの
時代の差はさらに大きく影響していると
感じます。
今を生きている人と、過去の価値感を
基準にものを判断する。
ひとえに、経験から良かれと思って
いうのですが、時代が違うということもあります。
本質的な事は、変わらないので
変わっていくものと変わらないものの
両面がありますね。
畳屋ですから、古い業種です。
それでも日本人のDNAの中には、
イ草の香りや畳の感触を気持ちいい。
というものはどこかにあります。
家の心地というものは、
家族みんなに影響を与えているものです。
中学の途中まで、市営住宅に住んでいました。
それなのに、母は定期的に畳替えをしたり、
お花を植え替えたり、
カーテンの柄に一喜一憂していた記憶があります。
戦前生まれの母でそりが合うとは
言えませんでしたが、（今でも元気です）
家族と自分の楽しみのために
暮らしを整えるというのが好きな人です。
お正月のまえの畳替え。
掘りごたつ。
今でも記憶に残っています。
母が暮らしのそういうことを
楽しんでいた。というのは何かしら
影響を受けているのかもしれない。
と今頃になって思います。
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