人間の細胞は、すべて農業で作られた植物、
また、その植物を食べて育った動物を
原料にできる。
今回は、質の良い細胞を作るための「食」
について。
予防医学・未病医療を実現させていくには、
まず、病気になりにくいカラダを作ることが
基本です。
多少、環境が悪くっても
それに負けないカラダを作っておくことが
大切です。
でも、最近は外から来る病気より、
自分が内側からつくってしまう病気のほうが
増えていますね。
では、どんなカラダが病気になりにくいのでしょう？
病気とは、肉体が壊れた状態のことを
言うので「壊れにくいカラダ」が良いと
いうことになります。
「壊れる」の意味は二つ。
・一つは肉体の構造そのものが崩壊するということ。
・もう一つは構造は壊れていないけど、正常に機能しないこと。
ですから「壊れにくいカラダ」とは
「構造がしっかりしていること」
「正しく機能すること」
わたしたちは、究極、そのために食べているとも
言えます。
「構造」の基本は何かといえば、60兆個の細胞です。
昔は、みられなかった、アトピー性皮膚炎やガンは
細胞の崩壊や異常増殖です。
細胞一つ一つが健全で正しく機能すれば
これら現代病を予防できるのではないかということです。
細胞の構成は、約８５％が水、１０％がタンパク質、
その他が、皮脂や核酸、無機質、炭水化物で
出来ていると言われています。
ですから、細胞の材料の多くを占める
タンパク質の「質」を高めることが
健全な細胞づくりにつながると
考えられます。
人間は自分のカラダでタンパク質をつくる
能力はもっています。
ただ、タンパク質の材料である、
アミノ酸やビタミン、ミネラルを作ることが
出来ないため、
他の動物や植物を食べることにより
取り入れています。
ですから、食材である動物や植物がどんな質の
栄養素をもっているかによって
そこから作られるタンパク質の質、
つまりは細胞の質が決まるということになります。
一般の栄養学では、
なんという種類の栄養素を
どれだけの量とらなければいけない・・・と
教えます。
つまり、「種類」と「量」だということです。
でも大切なのは
栄養素の種類と量だけでなく、
「質」だということです。
カタチは、ビタミン、アミノ酸でも
質の悪い栄養素は
人間のカラダに入ったときに
期待する働きをしてくれないと
考えられます。
その質に大きく影響を与えているのが
土地の力です。
昔の人が植物を生む土地の力を
「地力」といったように
土壌分析にはでてこないエネルギーが
植物の質を決めるのです。
波動畳のイ草は、そんな「地力」を
プログラムしてつくった土壌から
生まれているのです。
ですから、波動数値が
高いのです。
