10年経ったんですね。
9年目は、体調を崩し退職間近という時で、気になりながらもブログを書くことが出来ず。10年目は必ず書くぞと心に決め、9年目の投稿は諦めました。
そして10年目の今日。
緊急事態宣言中なので築地本願寺での法要には行かず自宅で黙祷致しました。
黙祷中、何故か涙が込み上げてきました。
10年前の今日。
大切な人、大切な物、そして大切な故郷を失ってしまわれた方々…
「大変でしたね…」「頑張ってください」なんて簡単に言ってはいけないと思うくらい、私が近くで見てきた方々のご苦労は凄まじいものでした。
しかしここ数日、テレビに映る東北の方たちは、それを微塵も感じさせないほど、明るく、笑顔で懸命に今を生きておられました。
ここまでになるまで、どれほど大変だったことか…。
ちくちく活動後は、ただただ想いを馳せることしか出来ませんでしたが、これからもずっと、あの日の出来事、あの時の想いは忘れず、そしてコロナが落ち着いたら、また東北へ足を運びたいと強く思いました。
あの頃の私たちの活動そして思いが、ほんの僅かでも、東北の方々の今の元気の源になっていれば嬉しいです。
ちくちくのハンドメイドで幼稚園生に人気だった迷彩柄。時々、迷彩柄を目にすると、「自衛隊は園児たちの憧れの的だから…」と先生に教えていただいたことを今でも思い出します。
その子どもたちも今はもう中学生になられているんですよね。
テレビで、東北の若い世代の方々が積極的に活動している姿をたくさん拝見し、とても頼もしく嬉しく感じています。
みんな立派に成長してくれてありがとう!
東北を支えてくれてありがとう!
親戚のおばちゃんのように嬉しい!!
どうか今後も被災された方々が毎日笑顔でいられますように…
未だ行方不明の方々が1日も早くご家族の元に戻れますように…
そして美しい東北に、全国から沢山の人たちが訪れ賑わう日が1日も早くきますように…
最後に…
10年前、ちくちくの活動を支えてくださったサポーターの方々、ママ友、ボランティアの方々、そして家族に今一度感謝の気持ちを伝えたいと思います。
誰かに支えられている
誰かを支えてあげる
このことをあらためて考えた1日でした。
もうすぐ今日が終わっちゃう。
早くアップせねば…