次男の不登校によって、

 

その影響が少なからず長男にも出ていた。

 

勉強もせず、学校も行かずゲーム三昧の次男。

 

それでも何も言われずやりたい放題の次男の横で試験勉強をしないといけない長男。

 

だんだん長男の鬱憤が溜まってくる。

 

なんで自分ばかり勉強しろと言うのかと。

 

長男に言わせれば当然と言えば当然。

 

いくらうつで、薬を飲んでいると言っても、見た目は怠けているようにしか見えない次男。

 

自分も学校に行きたくない、勉強したくないという言葉が事あるごとに出てくる。

 

そのたびに

 

「そうだよねえ、一人だけやるのは嫌だよねえ」

 

と言いながらなだめてはきたけれど、

 

どんどん言葉がヒートアップしていき、

 

しまいには

 

「お母さんの育て方悪いからこうなったんだ」

 

「次男を甘やかしすぎだ」

 

などと罵声とともに責め立て始める。

 

そうすると私もだんだん腹が立ってきて応戦体制。

 

「言っていいことと悪いことがある」

 

「じゃあ自分で勝手にすればいい」

 

など私も声が大きくなる。

 

 

 

この期間、長男ともずいぶんぶつかってきた。

 

学校では思うように成績が上がらないストレス、

 

もっと頑張りたいのにうまく頑張れない自分に対するいら立ち

 

次男の無気力な姿・・・

 

長男もまた、多くの葛藤を抱えた期間だったのだと思う。

 

それでも、家族の中でいつも明るく、ムードメーカーの役割を担ってきてくれた長男。

 

歌が大好きで、色々な歌を歌ってくれる長男

 

面白いものまねをして笑わせてくれる長男

 

スキンシップが大好きで、家族みんなをハグして回ってくれる長男

 

人のことをよく見ていて、色んな人のものまねをして楽しませてくれる長男

 

全身でお母さん大好きと言ってくれる長男

 

私は長男に本当に支えられてきたのだと改めて実感する。

 

 

 

以前、本で読んだことがある

 

子供は、親に何かを教えてくれるために産まれてくるのだと。

 

私は今まで、子供に無償の愛を与えていたつもりだったけれど、

 

逆に、子供たちからずっと無償の愛を与えてもらっていたのだと気づいた。

 

子供たちが、私を親にしてくれていたのだ。

 

どんなに不足な親であっても、ただひたすら純粋な心で。

 

そう思うようになった時、子供たちに対する思いが変わったように思う。

 

ただここにいてくれるだけでありがたいことなのだと。