今後は挨拶だけでは出席扱いにできないと言われ、これからどうするか次男と少し話をした。

 

すると次男から意外にも前向きな返事が返ってきた。

 

「せっかく今までがんばってきたのに、ここで終わってしまうのはもったいない、なんとか留年せずに頑張りたい、学校に行きたい」

 

涙が出そうになった。

 

今まで頑張ってきたことは決して無駄ではなかったのだと。

 

右往左往しながら、このまま学校をあきらめてホームスクールに切り替えた方がいいのではないか、こんなことしても無駄なのではないか、むしろ逆効果になってはいないか。

 

何度もあきらめかけて、何度も落ち込んでは、自分の無力さに呆れ。

 

でも無駄ではなかった。

 

 

まだ学校に行けたわけでもなく、本当に行けるかどうかもわからない、行けてもまたすぐ行けなくなるかもしれない。

 

でも、この時は本当にすべてに感謝したい思いだった。

 

次男は決して、学校に行きたくないわけではなかった。

 

本当は学校に行きたかった、友達と遊びたかった。

 

みんなと同じように生活したかった。

 

夏休み、誰もいない教室に入って、自分の机を確認し、懐かしそうにキョロキョロと見まわしていた次男。(学校に行く用事があって行った)

 

自分の下駄箱を開けて、上履きを愛おしそうに見ていた次男。

 

次男は学校に行くことをあきらめていなかった。

 

もう少し、もう少し。

 

次男が変わろうとしているのを感じた。