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ちこりすのブログ

訳あって、と、ある田舎に住むことになった女性。
コロナ禍でどこにも行けず、GyaOの無料視聴の映画を観ては、ボケ防止の為、日記と映画のネタバレの感想を書いてまふ。

映画「パール」

 

一言で言えば、スティーブン・キングの

映画「ミザリー」と「1922」を

足して割ったような映画。

1918年、夫は第一次世界大戦に徴用され、

父親は寝たきりの要介護状態。

母親と2人で農場を切り盛りするパール。

そんなパールの楽しみは父親の薬を買いに

町に出た時に、こっそり観る映画だった。

 

華やかな映画の世界に憧れるパールは

ダンサーのオーディションにすべてを賭ける。

自分を邪険に扱い、農場に縛り付けようとする母親と

介護が必要な父親、不在の夫、不満がたまりにたまり

映画技師の男性との関係に希望を持つが、

男性は怖くなり逃げようとしてパールに殺される。

すべてを賭けたオーディションにも落ち、

パールの唯一の友人だった夫の妹も手にかけてしまう。

母親、父親も殺してしまう。

 

何も知らず、兵役を終えて家に飛び込んできた

パールの夫が目にしたものは・・・

 

パールの笑顔が恐ろしい・・・

 

最初はアヒルを串刺しにしてワニの餌に。

だんだんエスカレートしてアヒルから人間に。

 

不満が積もり積もって爆発してしまった映画だけど、

後味は悪い。

この映画で一番、問題があるのはパールの母親だろう。

彼女の不満がパールに覆い被さり、

パールの不満は自分より立場の弱い動物に向けられる。

パールは映画や女優に現実逃避をするが、

現実に直面した時、自分を苦しめるすべてに

殺意として向けられる・・・はあ。

 

始まりはオズの魔法使いのような

平和なアメリカの田舎の家。

映画のタイトルも昔のレトロな映画のような表示。

 

内容はオズに会って家に帰らせてもらおうとする

ドロシーとは逆だけど・・・