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ちこりすのブログ

訳あって、と、ある田舎に住むことになった女性。
コロナ禍でどこにも行けず、GyaOの無料視聴の映画を観ては、ボケ防止の為、日記と映画のネタバレの感想を書いてまふ。

最近、スマホで「ラインコミック」を読んでいる。

縦読みのフルカラーのコミックで、

私が愛読しているのはロマンス物。

今の流行は転生モノみたいで、

非業の死を遂げたヒロインが転生して復讐する話と

冴えない私がいきなり物語のヒロインに憑依して

物語とは違う筋書きにしていく話がある。

どの物語も架空の王国が舞台で、中世か19世紀の

ヨーロッパ風のきびらやかなドレスを着て、

魔獣が出てきたり、魔法が使える世界。

そしてイケメンヒーローはヒロインに一途。

またこのパターンか・・・と思いながらも

次々と読んでしまう自分が悲しい。

もちろん、課金はせずにひたすら毎日か毎週1話

地道に読み進めている。

結構、毎朝の楽しみになっているんだけどね。

 

映画「デ・ヴィル家への招待状」

NYで母親を亡くして、家族もお金もない女性エブリンが、

たまたまDNAで先祖捜しをする事業に参加したら、

イギリスの由緒ある家の人と親戚という事が判明。

その家の親戚という男性が彼女を訪ねてきた。

そして一族内で近く結婚式があるので、みんなに紹介

したいからイギリスまできて欲しいと招待される。

一族と縁のある家で過ごす事になるが、

それはすごく大きい貴族のマナーハウスだった。

召使いにかしずかれ、天蓋付きのベッドのある

素敵な部屋に案内される。またその家の最近妻を

亡くしたばかりの当主というのが、とてもハンサムでセクシー。

甘くささやき、ドレスなんかプレゼントしてくれる。

また、一族の人が集まり、全員エブリンを歓迎してくれる。

ラインコミックの転生ヒロインを地でいってる感じ。

 

しかし、この家は何かが怪しい。

新しくメイドが数人雇われてくるが、1人1人を姿を消す。

ついに当主にプロポーズをされてしまう。

一族が全員集まり、祝いの席まで設けてくれる。

そこで、乾杯が始まるが、全員待ってましたとばかり

目をらんらんと輝かせる。

メイドの1人が連れてこられ、首を切られ、

全員がメイドの生き血で乾杯!

実はこの当主はドラキュラだった。

その力とWin-Winの関係をもつ3つの一族が

代々一族の娘を花嫁としてをドラキュラに提供して、

強大な力を持っていた。エブリンの祖母はそれを知り、

アメリカに逃げてきたという経緯があったのだ。

そして一族の結婚式というのは

実はエブリンと当主の結婚式の事だった。

逃げるが捕まり、婚礼の場へ。ドラキュラの結婚式は血の

飲み合い。とりあえず当主の血を飲んで半分ドラキュラ化した

エブリンは燭台でドラキュラの当主の胸を刺し、

火をつけて逃げる。他の花嫁や執事などが追ってくるが、

エブリン強え~。最後はまだ死に切れてなかったドラキュラの

当主にとどめを刺し、めでたし、めでたし。

 

一つ言える事は、

夢みたいなおいしい話は実在しないという事。

 

目が覚めたら天蓋付きの豪華な寝室にいた。

召使いに「皇女様~」とかしずかれ、

イケメンの王子が巨大な花束を持って駆けつけてくる。

めでたし、めでたし・・・ は、ありえない、

と、わかってながらも、

ラインコミックの漫画の続きを楽しみにしている私って