映画「1917 命をかけた伝令」 | ちこりすのブログ

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訳あって、と、ある田舎に住むことになった女性。
コロナ禍でどこにも行けず、GyaOの無料視聴の映画を観ては、ボケ防止の為、日記と映画のネタバレの感想を書いてまふ。

今週はお盆ウィークリー

先週まではパリオリンピックもあり、

テレビは平和の祭典オリンピックで賑やかに。

今週は帰国したメダル選手の裏話関連の番組や

高校野球。合間、メジャーリーグ。

外は朝夕は少しは涼しくなったとはいえ、

日中は熱中症警戒アラートがガンガン、

スポーツは涼しい場所で、観るだけにしましょう。

 

お盆前には原爆の投下の慰霊祭があり、

お盆には必ずNHKで引き継がれる戦争の

映像ドキュメンタリーや反戦ドラマがある。

子供の頃、よく観た見せられた観せられた。

母と訪ねた沖縄旅行は今考えたらダークツーリズム。

夫と沖縄に旅行するまではリゾートと考えられなかった。

 

ネットフィリックスで映画を観ようと探していたが、

私の選ぶ映画って恐怖映画が多いなあと気がついた。

なので、今日は趣向を変えようと思い、

なんとなくタイトルで想像はついたけど、

映画「1917 命をかけた伝令」を観た。

第一次世界大戦。フランスと同盟国のイギリスが

フランスの平原でドイツ軍と戦っている。

広い平原に壕を掘り、そこに潜んで対峙している。

ある日、ドイツ軍が急に撤退する。

それを追って攻撃しようとする前線のイギリス部隊。

しかし、それはドイツ軍がおびき出す為の罠だと知り、

イギリス軍本部が前線の部隊に攻撃中止を伝えようとするが、

伝える術がない。そこで、2人の若い兵を伝令として

前線に行かせて、攻撃を中止するように伝えさせる事になる。

2人のうちの1人の兵は兄が前線にいる事もあり使命に燃える。

捨てられたドイツ軍の壕、村、撤退したドイツ軍の置き土産や

墜落して突っ込んできたドイツ機。

ドイツ兵とは言え人間。人道的な行動が命取りとなり、

兄が前線いる兵がドイツ兵に殺されて死んでしまう。

1人残った兵は廃墟の町を彷徨い、ドイツ軍に追われ、

川に流され、命がけでやっと前線にたどり着く。

すでに第一陣突撃命令が出てしまったが、

どうにか司令官に会う事ができ出撃を止める事ができた。

野戦病院で来る途中に命を失った兵の兄に会い、

弟の戦死を告げ、遺品を渡す事もできた。

 

戦争映画って、このパターンがよくあるような。

確か「プライベートライアン」「戦火の馬」とか

その路線だったような。

混乱する戦場の前線で、いつ命を落としても不思議でない

状況を彷徨い、次々と困難が立ちはだかるが、前進あるのみ。

そんな戦禍を生き残った人々が私達のご先祖様。

戦争の苦難を乗り越え、命を繋いだご先祖様の

教訓を生かせない人間って悲しい。