【麻布十番ふくだ】さんで雲南省の最高級松茸をいただいた翌日。
大好きな日本料理店で、大変貴重な岩手県産の松茸をたっぷりいただくことができました
*松茸の土瓶蒸し*
今年は国産の松茸が兎に角不良だと伺ってはいましたが、なんとこの日は築地市場の仲買の店頭に松茸が並んでいないというとんでもない日だったそうです
松茸は、1日経つと味の劣化が激しいとても繊細な食材。(←値段もガクっと下がるみたいです。)
それ故、買いだめができないとのこと
*焼き松茸&松茸コロッケ*
買いだめが出来ず&店頭にも並んでいない最悪な日だったにも拘らず、常連客のためになんとか国産の松茸を仕入れて下さいました
もう何十年も毎朝築地市場へ通われていらっしゃるご主人とは言え、この日は本当に大変な思いをされたことと思います
(一度外国産の松茸に手を出してしまうとお客様の信頼を失ってしまうため、こちらでは外国産の松茸は絶対に使わないそうです。)
*松茸の茶碗蒸し*
最近は、毎朝築地市場へ行く料理人が少なくなったと聞きますが、赤字覚悟ではなく完全に赤字だというのに(この日のお店の売上よりも松茸の仕入れ値のほうが遥かに高いそうです)、「1年分の御礼です^^」と、毎年楽しみにしている常連客に松茸を振る舞うご主人。
ここまでして下さる方は滅多にいないと思います。
というか私は知りません。
本当に素晴らしい料理人であり、最高のお店だと思います
*松茸牛丼*
話がだいぶ逸れてしまいましたが、表題の”松茸牛丼”がこちら
*松茸ご飯*
松茸ご飯の後にこれが供された時は、長年月一で通わせていただいている私達もさすがにビックリしました
怪獣のごとく食べまくる私達デブ夫婦のためにご用意してくださった特別すぎる牛丼。
半熟卵の右に添えてある茸だけが松茸なのではなく、半熟卵の下にある牛蒡をスライスしたようなものも松茸です
サシが見事に入った牛肉も上質な脂で甘みが強く、口の中でトロけます
まさに究極の牛丼でした
ちなみに、この日はこれらの松茸料理の他に大原の蒸し鮑に大間の鮪、海胆などもいただいて、【麻布十番ふくだ】さんの雲南省の松茸コースと野口さん1枚しか変わらないのが恐ろしいです