天寿し 京町店 【寿司・小倉】 | ちこの暇つぶし

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2015年10月1日からアメンバー限定記事を交えて更新しています。
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【訪問日:2016.3】

一昨日Upした【鮨一幸】さんの辛辣な記事 を読んだ主人から、「地方の初訪問店というのは同じだけど、小倉の天寿しさんは楽しかったよね♪」と言われ、まだ書いていなかったことに気が付きましたあせる

*天寿し 京町店*
今年3月の福岡旅行で博多から新幹線に乗って小倉に来た理由は、江戸前ならぬ九州前のお鮨がいただける名店、【天寿し 京橋店】さんの予約が取れたからニコニコ
一度訪問すると電話番号と名前が登録されるため、2回目以降の予約はだいぶ取りやすくなると今回教えていただきましたが、初回はなかなか予約が取れないと聞いていたため、お邪魔することができて幸運でした。

こちらは握りのみで、10貫¥15,000と15貫¥20,000の2コースあります。
また、アルコールの提供はありません。
私たちは¥20,000のコースに数貫追加し、お会計は2人で¥46,390でした。

指を洗えるようにと、目の前のカウンター下から水がちょろちょろと流れています。
こういうカウンターは初体験です。

*胡瓜*
訪問してから既に5ヶ月近く経っていてメモも取っていないため、記憶が曖昧な部分が多いのですが、撮影の許可を申し出た際、ご主人から「美味しそうに撮ってくださいね^^」と言われたように、出来る限り綺麗に撮ってきたつもりですので、私の駄文ではなく画像からその美しさ、美味しさをお伝えできればと思います。
(要は、詳細は省きますということですあはは

*韓国産 生鮪*
韓国産の149kgの生鮪。
国産の鮪もあったそうですが、産地を取るか味を取るかで、味が上の韓国産を選ばれたそうです。

*赤いか*
透き通る白さの赤いかにトビコと錦胡麻が彩りを添え、芸術的な美しさの握りとなっています。

*海老*

*〆鯖*
2枚づけの〆鯖には、羅臼昆布と茗荷。

*帆立*
帆立はツメで。

*鮃*
鮃には鮃の肝がのせてあります。

*お椀*
お椀は、吸い物と赤出汁から選べました。

*太刀魚*
ふわっとした食感が印象的だった太刀魚には、梅肉のアクセント。

*中トロ漬け*

この日1番インパクトがあったのが、甘い出汁に漬けた艶やかな中トロ。
出汁の甘さが隠し味ではなくしっかり主張する、今まで食べたことのない鮪の握りでした。

*海老の頭*

*鱚*
太刀魚同様、火入れが絶妙です。

*鯵*
鯵には生姜と粉醤油、白胡麻。

*鯛*

*栄螺*
栄螺とオクラという面白い組み合わせ。

*白魚*
昆布締めにした白魚。

*河豚の白子*
河豚の白子は火傷注意。

*穴子*

*カワハギ*
カワハギの肝と和えたカワハギの軍艦。

*玉子*
生まれて初めて食した九州前の握り。
こういう合わせ方があるのだという驚きと、次は何がいただけるのかというワクワク感の連続で、食べていてとても楽しかったです音譜
「今日は東京とは違う田舎寿司を召し上がって下さい。」と、初めにご主人が仰られたように、江戸前のような端正さはないものの、こちらのお鮨を食べに全国から客が押し寄せるのも納得の魅力溢れるお鮨だと思います。

*メロン*
ただ、誠に僭越ながら、小倉という場所を考えるとアルコール無しでこのお値段はちょっと高いかなと思ってしまった私がいますごめんなさい
(博多から伺う観光客の私達は、食事代の他に新幹線代もかかりますしうるうる。
とは言え、こちらを高いと感じてしまうのは、お金に余裕のない私達だからであって、天寿しさんでしか出会えない特別感のある握り、ご主人の素晴らしいお人柄を考えると、またお邪魔したいと思ってしまいます笑顔
ちなみに、この日隣席にいらっしゃったのは、ご主人とプライベートで東京や北海道の飲食店に行かれていらっしゃる地元の超常連さんだったにも拘らず、一見の私たちを気遣い、常連さんよりも私達に積極的に話しかけてくださいました。
世の中にある珍しい食べ物や福岡で今行くべきお鮨屋さんなど、若輩者の私達が知らないことを気さくに話してくださり、スゴく嬉しかったです。
天野さん、楽しいひと時と美味しいお鮨をどうもありがとうございましたごあいさつ


天寿し 京町店

住所:福岡県北九州市小倉北区京町3-11-9
電話番号:093-521-5540
営業時間:昼 12:30~15:30
                        夜 17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日:月曜日、火曜日
メモ:¥46,390