ピータールーガーステーキハウス ブルックリン本店＠NY

【訪問日：2013.12】

”ステーキハウス＠NY”ではなく”ステーキハウス＠アメリカ”と言って、まず間違いなく最初に名前が挙がる店は、1887年創業の老舗ステーキハウス『ピータールーガー』だと思います。
店名を初めて聞いた方には、2014年に六本木に初上陸し、今では丸の内、大阪と日本に3店舗を構える『ウルフギャング』のオーナーが長年勤めていたステーキハウスと言うと、なんとなくイメージしやすいでしょうか。

Peter Luger Steakhouse

「ロックフェラーセンターのクリスマスイルミネーションを実際に見てみたい!!」と言う 私の我儘に付き合い、全く興味のないNYへ旅行に行く条件として主人が出したのがこちらへの訪問でした。
しかしながら、予約が取れないことで有名なNYミシュラン3つ星のフレンチレストラン『パーセ（Per se）』 のディナー予約を優先したばかりに（結局パーセへの訪問は叶いませんでしたが）、滞在中のディナーは21:45からの予約しか取れずランチで伺うことに。

ちなみに、一般的にNYのステーキハウスは予約した時間に必ず案内できるよう席を空けておくのではなく、予約＝席の確保というだけで来店時間が遅ければ遅いほど時間にズレが生じ、21:45の予約の場合、実際に食べられるのは23時近くなることもあるとクレカのコンシェルジェから予め説明があったため、待ち時間なしで確実に席へ案内してもらえるオープン時間の11:45に予約を入れ、来店することにしました。


エントランスを抜けるとまず目に入るのが、ザガットでNo.1ステーキハウスに長年選ばれ続けている証。
ミシュランガイドでは1つ星を獲得しています。

店内

コンシェルジェから特にドレスコードの案内はなかったものの、一応NYの老舗ステーキハウスということで主人はシャツにスラックス、私もそれに合わせた格好で訪問したのですが、ランチタイムだったこともありデニムにＴシャツorパーカーなど、かなりラフな服装で来られている方が多かったです。

メニュー

月～土のランチタイム（11:45～15:45）には、曜日替りのランチメニューやスモールサイズのサーロインステーキ、ハンバーガーなどの用意もありますが、

次いつ来れるか分からない観光客の私たちは、当然こちらの看板メニューである”ポーターハウスステーキ”をオーダー。
（画像は2013年12月時点のメニューのため、現在は値上げしている可能性が高いと思われます。）

パン＆ステーキソース

注文を終える前に運ばれてくる3種類のパンとオリジナルステーキソース。
冷たくも味は悪くなかったパンに対し、ウルフギャングと同じくステーキソースはかけたほうが逆に肉が不味くなるような味でした。

Steak for Two ＄99.50

高温のオーブンで焼き上げたＴボーンとグツグツと音を立てる肉汁と脂は、既にハワイのウルフギャングで何度も見ているため そこまでの感動はなかったものの、カリっと香ばしい表面の後に待ちうける熟成肉ならではの溢れ出す濃い旨味は未体験の領域だったため、驚きを隠せませんでした。
ウルフギャング＠ハワイで食べるステーキとは明らかな差を感じる肉味を、サーロインよりもフィレの部分により強く感じました。

店に届くアメリカ農務省認定の最高品質の肉を熟練の専門スタッフがさらに吟味して仕入れ、完璧に熟成するのですから、全米最高峰のポーターハウスステーキであることは紛れもない事実だと思うのですが、予想以上に取りにくい予約とNYまでのフライト時間を考えると、ハワイのウルフギャングで満足してしまう私がいます。
ただ、それは数年前にようやく熟成赤身肉の美味しさを知った日本人の私だからで、熟成肉を食べ慣れているアメリカ人からすれば、やはりこちらは別格なのかもしれません。

ちなみに、今回焼き方はミディアムでお願いしたものの、提供されたステーキはほぼミディアムレアに近い状態でした。

最後に、クレジットカード社会のアメリカにありながら、こちらはカード使用不可の現金払いのみなため、来店時はそれなりの現金の用意をお忘れなく!


Peter Luger Steakhouse Brooklyn, NY

住　所：178 Broadway Brooklyn, N.Y. 11211
電　話：718-387-7400
営業時間：月～木　11:45～21:45（L.O.）
　　　　　　　金・土　　11:45～22:45（L.O.）
　　　　　　　日曜日　12:45～21:45（L.O.）
備　考：現金のみ
H　P：http://peterluger.com/

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