東京白金にあり、予約がなかなか取れないほど人気があるらしい、鉄板焼・関西風お好み焼店『甚六』のハワイ店。
外観
お店はワイキキのツインタワー、<ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート アンド スパ( Hyatt Regency Waikiki Beach Resort and Spa) >に程近い、ウルニウ・アベニュー(Uluniu Ave)沿いにあります。
店内
人数が多い場合はハワイの風を感じながら食事が楽しめるテーブル席もいいですが、2人のときは迷わずカウンター席へ。
メニュー
メニューはもちろん、店内での会話も全て日本語でOK。
焼き手は3人いて、メインで焼かれている方は東京店で3ヶ月修行されたそうです。
ただ、ロブスターのさばき方やステーキの扱い方を見た限り、技術はそこまで高くない印象を受けました。
甚六スパイシーまぐろポキ $9.50
焼き物が出来上がるまでのつまみにと、まずはハワイの定番アペタイザー”ポキ”をオーダー。
値段の割りには量が少なく、臭みはないものの身はダレ気味で、味付けもピリ辛なだけでイマイチパっとせず、かなり微妙でした。
ステーキ&ロブスター $62.95
ガーリックチップがたっぷり盛られたステーキは、スジが少し気になりはするものの、肉質は硬くなく、脂も程よくのっています。
”お勧め品”と紹介された通り、ロブスターは身がプリッと張っていて、もの自体は悪くはありませんでしたが、少しばかり焼きすぎていて、美味しさのピークを逃してしまっていたのが残念。
また、付け合せの野菜焼きは作り置きで、冷めててヒドい味でした。
ちなみに、ステーキとロブスターはお好みで山葵醤油、胡麻油&塩、おろしポン酢でいただきます。
甚六ギョーザ焼 $9.50
餃子の具を鉄板で薄焼きにしたような料理。
表面はカリッと香ばしく、生地には韮がたっぷりと、ビールが進むこと間違いなしです。
このギョーザ焼には”えび入り($11.50)”と”キムチ入り($10.50)”もありました。
甚六飯麺 $14.50
コテで生地を押し焼いている様子を見て、産まれも育ちも関東と、お好み焼きに関しては素人ながらも、「お好み焼きはやめといたほうがいいかな。。。」と感じ、〆はソバめしに。
見た目よりも味は濃くありませんが、ソースよりもキムチが主張しているので、ソバめしと言うより”キムチ炒飯のソース味”に近い感じ。
また、具のひとつとして入っていた蒟蒻は、誤って冷凍してしまったかのようにゴム化していて、食べられたものではありませんでした。
スタッフは全て日本語OKなので、鉄板焼きの醍醐味であるカウンター席に座っても、日本語でいろいろ会話しながら楽しく食事することができますし、フロアスタッフのサービスも丁寧で感じがいいです。
ただ、私がこちらを再訪する可能性は限りなく低いと思います。
それは、今回メインであるお好み焼きとたこ焼きこそ食べてはいないものの、お店の方に勧められたものや店名が入ったお勧め料理を中心に食したにも関わらず、「他の料理も食べてみたい」とは思えなかったからです。
Jinroku Pacific
住 所:2427 Kuhio Ave Honolulu, HI 96815
電 話:808-926-8955
営業時間:Lunch 11:30~14:00
Diner 17:30~22:30
定休日:無休
備 考:日本語メニュー○、日本語を話すスタッフ○