あつた蓬莱軒 本店 (蓬莱陣屋)
住 所 :愛知県名古屋市熱田区神戸町503
電 話 :052-671-8686
営業時間:Lunch 11:30~14:00(Lo)
Dinner 16:30~20:30(Lo)
定 休 日 :水曜(祝日の場合は営業)
「手羽先」、「味噌煮込みうどん」、「天むす」と、魅力的な料理がたくさんある名古屋の中でも、最も有名なお店と言えば、こちらの『あつた蓬莱軒 本店 (蓬莱陣屋)』ではないでしょうか
そんな超がつくほど有名な『あつた蓬莱軒』の本店に、京都から東京へ戻る際に名古屋で途中下車して 、行ってきました
名古屋市内に4店舗(松坂屋の持ち帰り専門店を含む)ある『あつた蓬莱軒』の本店は、
一軒家造りの趣ある佇まい
時間を外しての訪問だったこともあり、並ぶことなくすんなり店内へ
個室や椅子席などもあるようですが、案内されたのはちょっと急な階段を上った二階の座敷席
メニューは名物のひつまぶしだけでなく、河豚や白子などの季節料理から、うまき、肝わさ、肝煮などのうなぎ料理も充実しています
ビール 大瓶(アサヒ) ¥840
ということで、ひつまぶしの前にちょっと摘もうかということになり、ビールで乾杯
うざく ¥950
鰻の蒲焼と三杯酢を和えた「うざく」
甘めのタレが鰻にしっかり染み込んでいるので、意外とこってりしています
肝焼き ¥950
「無くなり次第売り切れ」の肝料理も、運よく残っていたので、大好きな肝焼きもオーダー
この何ともいえない苦味が美味しいんですよね
うまき ¥950
出汁がたっぷたぷの「う巻き」は、やや甘めの味付け
この大きさが二切れで一人前なので、ボリュームもあります
こちらで頼むべき料理ではないと分かりつつも、ランチを外に食べに行ったり、家で揚げ物は(も?)一切しない私にとっては、なかなか食べる機会がないので、つい注文してしまった牡蠣フライ
牡蠣自体の味わいはだいぶ弱めですが、細かいパン粉でサックリ揚がっていて、お好みでレモン、タルタルソース、ケチャップをつけていただきます
また、かなり控えめな和風ドレッシングと共に、山盛りの野菜サラダも添えられていました
ひつまぶし ¥3,100
ひつまぶしは注文してから20分少々時間がかかると言われたので(HPに、「お客様の顔を見てから鰻を火床にかける」姿勢を常に崩さないためと、書かれていました)、牡蠣フライを食べている途中でお願いしました
今までは画像でしか見たことがなかった「ひつまぶし」と、初めての対面
お櫃の蓋を開けた瞬間溢れ出す鰻の芳しい香りと、ご飯が見えないほど、ぎっしり敷き詰められた鰻に感動
しかも、鰻は上にのっているだけでなく、タレが程よく染み渡ったご飯とご飯の間にも入っているではありませんか
二重構造になっているとは思いもしなかったので、さらにテンションが上がりました
ひつまぶしには海苔、山葵、ネギの薬味類と、おだし、吸物、香の物がセットになっています
※ 吸物は+¥250で肝吸に変更可
食べるのに夢中で、途中の画像はありませんが、人生初のひつまぶしは、もちろん美味しかったですし、思い描いていた以上に楽しめました
ちなみに、私は薬味をたっぷりかけて食べる食べ方が、一番好きでした
ただ、鰻だけで言えば、関東風のふわっとろっとした『石ばし@江戸川橋 』の鰻のほうが、断然好みですし、美味しいと思います
しかしながら、ひつまぶしは鰻の焼き方や味わいがどうこうではなく、「ひつまぶし」というひとつの完成された料理だと思うので、また是非食べに来たいです