前回のブログで最後にチラッと書きましたが


散歩で通った道で見掛けたこの子達








実は以前から知っていたんです。









というのも


昨年5月にフクタンのお散歩の時



ちょっと遠出するのにカートでお散歩に出た時の事

帰り道で出会った臨月の三毛猫がこのお母さん猫






無事に出産は出来た様ですが・・・





実はこの親子が住み着いている家




ハンナちゃんがいた現場同様


窓を開けっ放しで野良猫が自由に出入り出来るようにしていた家なんです





決して悪い事ではありません。



だけど、住処を提供し食べ物を与えるならば

飼っている事と同じ事




自由に出入り出来るのなら不妊手術していない限り

妊娠の可能性はほぼ100%です。






そして、三毛猫はこのお家で出産をしたんです。










先週の日曜日

ゴロタンのお散歩の時にその家の前を通ったら



いつも空いている窓だけでなく

全ての窓は雨戸が閉まっていて


猫達は庭でお腹を空かせてウロウロしていました。









おかしいな?





と、思っていたら

以前TNRの依頼を受けたお家のご主人が
ウォーキングで通り掛かって

『なんかね、この家の人入院しちゃったみたいでずっと留守なんだよね

猫達お腹空かせてるみたいで可哀想でさ』





って言ってきたのです。




母猫はやはり三毛猫だそうで・・・






あぁ、あの時の臨月の三毛猫の子供達なのか




これはフクタンが



『この子達を助けてあげて』



って、引き合わせたんだなと思いました。







に、しても



もし入院している人の飼い猫だったとしたら


勝手に保護も出来ないので近所の人にリサーチしてみましたが・・・







お向かいのお家に伺ってみたら


とてつもなく攻撃的な態度で



『お前は誰だ!!
あの家の猫は迷惑だ!!
さっさと殺してしまえ!!』



と、怒鳴られました。




これはちょっとヤバい状況




穏やかに話を進め


これ以上増えない様に私が捕獲して不妊手術をするから
事情を知っている人を教えて欲しいとお願いしました。




すると、ブリブリ怒りながらも

近所の人の所まで連れて行ってくれました。





その方は入院した住人の息子に

『猫の餌をあげて欲しい』

と、頼まれた方でした。






詳しい話を聞くと


住人は近所で有名な変わり者で

向かいの方とはかなり上手くいってなかったそうです。




挨拶しても無視

何かをしてあげてもお礼も言わない




そういう事で
住人だけでなく猫達にも怒りの矛先が向いていた訳です。





住人は具合が悪くなり救急車で運ばれ入院しているそうです。


そして、猫達は家から締め出されてしまったのです。







餌やりを頼まれた方の話だと


その住人の飼い猫は1匹だけ


三毛猫とその子供達は野良猫なんだそうです。



しかし、家の中で出産してしまったので

自分の飼い猫だけはその後、去勢手術をしたそうです。





飼い猫は大きな長毛種の茶トラ
これが父猫




三毛猫が母猫で

その子供が3匹




つまりは4匹TNRをするという事






月曜日に病院に予約の電話をしたのですが

4匹同時は無理で金土と2匹ずつ分けて予約が出来ました







まずは捕獲に向けて餌やりと捕獲器の慣らし





月曜日から朝晩の餌やりを始めました。





そして何とか木金土と4匹全て捕獲し

手術も終えました。






手術して分かった事は


母猫含め子猫達全てメス猫だったという事







ここを放置していたら

あっという間に野良猫天国になっていた事でしょう。

今回TNRに踏み切ってホントに良かった。










近所の方との話し合いで

子猫達は私が保護し

母猫だけはTNRで現場に戻す事になりました。







そういう経緯で我が家にやってきた

生後8ヶ月の三姉妹


三郷市で保護したので



みかん






さくら








とわ





みかん
さくら
とわ


頭文字みさとで命名しました。 







知らない場所で緊張してはいますが

保護当日でも抱っこ&爪切り出来ました






とっても良い子達です









2週間の検疫期間が終わったら

里親募集するつもりです。










よろしくお願いしますニコニコ