14日の夕方、二女から電話。
「はい、どうした?」
娘「お母さん、ニンニク食べた?」
「食べていないよ(本当はお昼に食べた二女はニンニクの匂いが苦手)」
娘「体調はどう?」
「絶好調」
娘「じゃ、明日北海道まで蟹を食べに行こう」
「またまたいきなり何言うの←心の第一声から…へ?」
娘「彼から『お母さんの誕生日のお祝いの旅行。暖かくなってからの約束、忘れないうちに行っておいでよ』って突かれていて、今日明日空いたから明日の午後の便で行くよ」
はーっ毎度いきなりだけど、毎度驚かされるわ。
15日の朝、
「今日と明日、カニを食べに北海道に連れていってもらうから留守をするけど、カーテンの開閉は孫べえに頼んである」
「はい、どうぞ行ってらっしゃい」
と言った後、
「お土産は入らないから。はい、お小遣い」
嬉し~い。
よこたん、成田からのフライトが初めてなので、ワクワク。
娘「ねぇ聞いてよ。彼から『お母さんと二人で、美味しいものをたくさん食べておいで』って、こんなに頂いちゃったから、記念撮影しておくわ」
といって、たこ焼きと唐揚げと生ビールを背景に、ゆきっちゃんをなんて、いい人なの。
う、嬉しすぎる~。
雪を被った山脈が綺麗だった。
「プレミアム三大蟹コース」は、ホテルから出てすぐの「氷雪の門」
「甘くてとろけるような美味しさ」
目の前で焼いてくれる…
たらば蟹太身の炭焼き
「焼いている時から香ばしくて、甘み、ジューシーさ、たまらない美味しさに感動」
誕生日は2月だけど寒さが苦手なので、お出かけは温かくなってからですが、誕生祝いの予約だったので、お店からプレゼントを頂いた。
活毛蟹ののセイロ蒸し
「濃厚で甘みのある身、カニ味噌が美味しかったー」
しゃぶしゃぶのお出汁の雑炊は、さすがに食べきれなかった。
お腹いっぱいでも、これは食べられる。
コンビニで飲み物を買って部屋に戻り、屋上の露天風呂を楽しんでから部屋飲み…二女はアルコール、よこたんは午後の紅茶。
チェックアウトして、二条市場であれやこれや見て歩き「海鮮丼」をチョイス。
どれもみな美味しかったけど、帆立だけは想定外で残念だった。
ドン・キホーテでは、現役の時から化粧を止めて、すっぴん生活20年ほどにもなるよこたんに、
お手頃価格の下地から一式揃えてくれて…宝の持ち腐れにならないように、二女の気持ちを無駄にしないためにも、お出かけの時ぐらいはお化粧しましょう。(画像は帰宅後)
「お出かけの定番です」
「格安空港のジェットスターは、新幹線で行くより断然安いから、日帰りで蟹を食べに行くっていうのもアリだね」と、二女。
ここからは空と雲しか見えなかった帰りの、神秘的な画像が続きます。
着陸する滑走路が違うので、空の上から我が家を見ることが出来なくて残念
あっという間だったけど、二女と二人で美味しいものを食べて飲んでお喋りして、最高に楽しかったー。
自宅まで送り届けて貰った直後に、姉から電話があって
姉「昨日、実家が全焼したって」
「え、昨日?昨日全焼して、なぜ今頃の連絡?」
姉「今連絡があったのよ。兄が、連絡に気が回らないほどショックを受けていたらしい」
実家には、同じ敷地内に建てた小さい鉄工所があり、あのバブル崩壊でバタバタと倒産した業界ですが、不景気も乗りこえてきた工場と事務所には被害もなく、近隣への延焼もなく怪我人もいなかったようなので一安心。
当日に連絡が来ていたら、旅行の楽しい気分も違っていたと思うので、一日遅れの連絡でよかった。
燃えてしまったものは元には戻らないので、切り替えるしかない。
実家には誰も住んでいなく、兄弟姉妹6人はそれぞれに家を構えているので、これから先も誰も住む予定もなく…一つの時代が終わったという感じです。
現場検証に数日かかるそうですが、それが済んだら兄弟姉妹で片づけにかかります。
今日も一日お疲れ様でした。
ぺこり~の