*___ゴーヤー水の採取___*
毎年ゴーヤー水を採る目的もあってゴーヤーを育てていますが、昨年と一昨年はネコブセンチュウの被害を受けて、まともな量が採れませんでした。
わずかに採れたゴーヤー水も、根こぶ病の根から吸い上げられて溜ったものだと思うと、あまりいい気もちがしないので2年連続で廃棄しています。
3年前に大量に採れたゴーヤー水を大事に大事に使ってきましたが、今年はネットで調べて、根こぶ病が出ないように肥料の調合をしました。
さて、今年はどうかな?
今年もダメだとすると、来年までゴーヤー水が持たないし…と期待と不安半分で…
台風18号の前に撤去して、ゴーヤー水を採取するために、たくさんゴーヤーが生っているのを諦めて作業に入りました。
これは1本の苗から育ったゴーヤーで、棚が低いのでこんな感じですが、棚が高ければ高いだけ蔓は伸びたでしょう。(蔓が地を這っているのを、何度か棚の上に乗せています)
ゴーヤー水を採るのが目的なので、地際から50cm上の葉っぱと子ヅルは、初期の段階で欠き取って育てました。
子ヅルもかなり太いので、ゴーヤー水を採るための茎をカットするときに、子ヅルがカット部分より下にあると邪魔で、邪魔だからと切ってしまうと子ヅルをカットした部分からもゴーヤー水が流出するのでもったいないからです。
上中央の蔓を切って、左右に引きずり降ろしながら収穫をしましたが、気が付かないまま黄色く完熟しているものもありました。
ここで登場するのがこれ!
コストコのジュースの容器です。
ゴーヤー水を採るのに適した容器が無いものかと、買い物の度に探していたのですが、コストコで見つけました。(ジュースは甘くて美味しかったですが、体にいいものかどうかは微妙な感じです…)
コストコに連れて行ってもらう度に(と言っても2回ですが)買ってきて、この日のために保管していたものです。
茎は500円玉より太いです。
ゴーヤーって、実もゴツゴツだけど、茎もゴツゴツなんだなぁ~。
ほらね。
この容器でなければダメなんです。
以前はハチミツ容器や、麦茶を作る冷水ポットを使っていましたが、小さい容器だと夕方に採取すると翌朝には満杯で溢れていたり、余り広い口の容器だと茎を安定させるのが大変だし、容器替えも面倒でしたが、これなら入れた茎は安定するし、2.84Lなので一日は余裕で容器替えの心配もしなくてすみます。
茎は無理矢理折り曲げているので、軽い容器を押し上げてしまいます。
左右に振られないように支柱を3本立てて、更に紐を回して縛ります。
無農薬の菜園なので虫がたくさんいるので、上からスーパーの袋をすっぽりと被せます。
袋の一部に穴をあけて紐を通し、ボトルの口に隙間を作らないようにしっかり縛っておきます。
取り除いた蔓の山。
収穫したゴーヤーは、54本ありました。(余り小さいものはツルと一緒に廃棄です)
台風一過後の7日に行ってみると、容器から溢れていました。
3日の間にどれだけ流出したのかはわかりません。
一番搾りのゴーヤー水と、空の容器です。
透明度が全然違うのが分かります。
ボトル1本目が一番濁っていて、1本目よりは2本目、2本目よりは3本目、と濁りの度合いが薄くなります。
ゴーヤー水には浮遊物が混ざっているので、左の空容器に漏斗をセットして、コーヒーのフィルターを2枚重ねて入れ、ゴーヤー水を濾過していきます。
フィルターに浮遊物が溜って落ちが悪くなったらフィルターを替えます。
透明度が違って見えますよね?
時間がかかって大変ですが、この濾過を二回繰り返します。
今年は、コストコのボトルが大活躍でしたが、このボトルに約3本分を採取できました。
流出した分は不明ですが、健康的に栽培出来たゴーヤーからは10L以上は採取できます。
1.8Lボトルに1本分は、以前から愛用している方に差し上げましたが、これでまた、天然の化粧水を大量にゲットできて安心しました。
ゴーヤー水を肌水にしてから、わたしの顔は見違えるようにきれいになって、ずっときれいなままです。
ご訪問有難うございました。