家紋額を作る工程と小道具類

原画と副木

 

作りたい家紋の原画を下に敷き、その上にガラスを置いてきれいに汚れを取り除きます。それから絵筆やコンパスなどを使って家紋部分を残して黒色塗料で埋めていきます。

この図柄は剣酢漿草紋(けんかたばみもん)ですが、原画の黒色部分が実際に金箔を貼る個所なので、そこは塗らない訳です。

このときに手が触れないように副木を使います。これも自分で考案・製作した小物類のひとつです。