この道一筋40年、金箔画による家紋・仏画などの伝統美の創作 工房知古呂

この道一筋40年、金箔画による家紋・仏画などの伝統美の創作 工房知古呂

家紋、仏画、浮世絵などの日本の伝統美を、金箔などを用いた匠の技で再現! 職人の再興技術で格調高い作品に仕上げます。

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        丸に揚羽蝶

 

 

      丸に違い鷹の羽

 

動物」紋は植物紋に比べるとその種類は半数以下になります。

 

それでも多くの種類があり、馬紋、鹿紋、兎紋、鶴紋、鷹紋、雀紋、蝶

 

紋……とかなり上げられます。動物そのものを家紋にしたものもある

 

のです。

 

例えば鷹の羽紋のように鷹そのものよりも羽根の形状をデザイン化し

 

たものが圧倒的に多いのです。

 

羽根を並べたり、重ねたり、その重ね方に変化を付けたりと多岐にわ

 

たるのです。

 

さらに鶴丸や蝶のように細部まで非常に繊細な描写をしたものもあり、

 

家紋は眺めているだけで心が不思議と落ち着きますね。


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         丸に桔梗

 

        下がり藤

 

       丸に酢漿草

 

 

植物紋

 

家紋の中でも植物をテーマにしたものはかなり多くあります。

 

菊紋、桐紋、葵紋、藤紋、梅紋梅紋、沢瀉紋、橘紋、松紋、柏紋、牡丹

 

紋、竜胆紋……、たいへんな数になります。

 

皇室関係の菊紋、德川家の三つ葉葵紋などは誰でも知っている紋章

 

ですね。

 

その紋が分家するごとに変化を遂げ、類似の文様が増加していったの

 

です。さらに戦国時代では戦功によって主家の家紋の一部の使用が

 

認められ変形紋として追加されていきました。同じ植物紋でも丸が付

 

いたもの、数字を入れたもの、図柄を変化させたものなど実に多種に

 

亘るのです。

 

桔梗紋はあまりにも有名ですね。本能寺の変で織田信長を討った明

 

智光秀の家紋です。寺を取り囲む桔梗紋の旗印は映画でもよくでてき

 

ますので、思い当たる方もいらっしゃると思います。

 

藤紋は下り藤に対して、上下反対にした上り藤もあります。また藤の中

 

に文字をはめ込んだ家紋も見受けられます。

 

酢漿草は片喰とも書き、かたばみと読みます。よく路傍にたくさん生え

 

ている雑草です。雑草ですから少々踏みつけられたくらいでは絶えた

 

りはしません。ということで激動の世の中を、子孫が絶えることなく繁栄

 

する思いを込めて家紋にしているのです。

 

我が家の家紋をじっと見つめながら先祖に思いを馳せるのも、たまに

 

はいいかも知れませんね。


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数万種類にも及ぶとされる日本の家紋は、そのカタチにそれぞれの思いを込めて今日まで伝承されてきました。

 

ひとつ一つの紋章をじっと眺めていると、一千年以上の歴史がよみがえってくるような錯覚にもとらわれます。

 

確かに家紋は単純なカタチの中に美しさを秘めたものとなっています。

 

遠い祖先が思いを込めたカタチは、長い年月の中で無駄な部分を削ぎ落とし、また、必要なに部分を加えながら現在の家紋に至ったのです。

 

数多くの家紋はいくつかの種類に分類することができます。分け方はいろいろな見方によって変わりますが、ここでは「日本の紋章」(伊藤幸作編)によって考えていきます。

 

天文・地理編

 

天地自然を模した家紋は天文・地理というジャンルに集められます。

 

日紋、月紋、月星紋、星紋、雪紋、波紋、山紋、雲紋、霞紋、雷紋とい

 

う種類に分けられています。

 

    「丸に三つ星」         「九曜」

 

この紋章は丸に三つ星紋ですが、三星は漢名を三武・将軍星ともいって武神のシンボルともされています。

 

戦場における一番乗り・一番槍・一番首は戦国武士のあこがれでもありました。三つ星の上か下に一の字を用いて紋は多くの武将が使っていました。

 

また、九曜紋は空海が持ち帰ったとされる真言宗のシンボル九曜曼荼羅を文様化したものともいわれています。

 

これは天地四方を守護する仏神。不動明王・聖観音・弥勒・阿弥陀・千手観音・虚空蔵・釈迦・勢至・薬師の仏を配すとされているのです。


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歌川広重・東海道五十三次「蒲原」の版画は、実は原画が2パターン

 

あるのです。当時の版元の違いにより発行されたものです。

 

いずれもしんしんと降り続く雪の中を、旅人が黙々と歩く場面ですが、

 

暗闇の程度を変えているのです。空を漆黒の闇にしたものと、幾分明

 

るく夕闇にしているものです。

 

箔飾画制作では、基本的に空を純金箔で示し、降り積もった雪を純銀

 

箔で表現しました。そして、家の周辺の暗闇を濃紺の箔と箔粉で描い

 

たのです。降り続ける雪や足跡は、銀粉を使っています。

 

また、旅人がさしている唐傘、杖、下駄など細かい描写には色粉や塗

 

料を混ぜて用いて雰囲気を出すように努めました。


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浮世絵をテーマにした場合した場合、その絵柄によってどのような材

 

料を使うかを慎重に検討する必要があります。

 

なぜなら、仕上がった箔飾画が元の浮世絵をどのように再現できてい

 

るかが問われるからです。

 

もちろん、版画に対しての箔飾画ですから異なることは当然ですが、で

 

きるだけ元の芸術性を失わない品格を保つ工夫が求められるのです。

 

歌川広重の東海道五十三次の中で、「蒲原」における雪景色はたいへ

 

ん魅力的な絵として有名です。

 

箔飾画は金、銀などを中心に箔や箔分などをふんだんに使って描くた

 

め、仕上がった作品は非常に気品あるものとなるのです。

 

その手順を分解して示すことにします。

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